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報恩講 2018 ご案内

小春日和という言葉に 子どもの頃は 

その季節は 当然「春」と思っていました

小春日和って いいですねぇ

おかわりありませんか?

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ここ数年 荒々しい気候に慣れてきたせいか

しみじみと 「 難なく過ごせる 」 今日の有り難さをかみしめております

年を重ねて 悪いことばかりではありませんね



今年の西法寺報恩講も近くなってまいりました

今年は なんと!勿体無くも 淺田恵真和上さまにお取次ぎいただくことになっております



知り合いのご住職から

「 西村先生! あさ、、あさ、、淺田先生をお願いなさったんですか!? ほんとに?

  和上もほんとうに行くとお返事を~?

  よくもまあ! 軽々しく和上を呼ぶ方も呼ぶ方なら、、 簡単に来てくださる和上も和上・・・ 」

うちの住職は「 身の程知らずにもほどがある 」と言った言われ様

ほんとうは 軽々しくではあるものですか!

数年来あこがれを持って考えてはいたものの

今をときめく淺田和上さまに そうそう簡単なはずもございません

意を決して直訴申し上げ、叶いましたこの度のご縁でございます




腰痛持ちのお方であろうと、心臓病を抱えていらっしゃろうと、

「 もう長くは無い 」 とお思いの方がいらっしゃるなら なおのこと

後生の話しを聴かずしてどこに逝かれましょうか

是非とも 這ってでも お参りくださいませ



と言う気持ちでご案内申し上げます


  
   
   

    『 西 法 寺 報 恩 講 』


     日 時     11 月 11 日 ( 日 )  13 時 30 分  より   15 時 30 分 過ぎ

     
     講 師     淺 田 恵 真  師   浄土真宗本願寺派 勧学  文学博士 

                                     大阪 因念寺




                                                             なもあみだぶつ



                         



 

by shinwoyorokobu73 | 2018-11-04 07:11 | 行事 | Comments(0)

お彼岸法要 2018.

秋のお彼岸のご法縁を

皆さまと共にいただきました

おじいちゃん おばあちゃんと一緒に暮らしたことの無い方や

子ども達とも一緒にお聴聞させていただきました

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佐賀に居たころ

神崎の あるお寺さまでは

ご法話が終わった後 庫裏の一室にご年配の男性女性が集まって

お茶を飲みながら

「 わたしはこう聴いたよ 」 「 ほ~ わたしはこう聴いた 」と

仲間の聴いた法話の内容を 聴きあっていらっしゃったことがあり

わたしは その様子を不思議に感じたことがありました




今回 たまたまご法話の後で住職が 

ご法話の中でお聴きした法名と戒名の違いやら

それを聴いてどう思ったかなどをみなさんに訊いたところ

それは それはおもしろい受け止め方やら勘違いがあったと言っていました

誰か一人が聴いたことを 「 こう聴いた 」と口に出して住職に話したら 

ほかの誰かも同じように思っていたと 隣の人の顔を見ながらホッとしたり

「 そうだったの?! 」とか

「 安心して死ねないと思った 」と笑いが出たり

そんなこんなを口に出さずに神妙な顔だけして帰っていたら 

うっすらとした 自分の殻の中だけのことで終わるところでしたね

表に出して光に当てて いろんな目で見てみると

自分だけが聴いた最初の相とは違って見えて

殻が破れて自由な気持ちになりませんか?







昔見た あのおじいさん達の「 わたしはこう聴いた 」と語り合われていた姿は

とても大切なことをなさっていたのかもしれません





わたしという者は わたしに都合よく聴く癖のある生き物のようですから

口に出したらボロが見えてしまう・・・

わたしだけが知らなかったら・・・恥ずかしい

と思うけれども 

自分一人の受け止めは それは間違って聴いていることかもしれません

一人よがりの勘違いのときもある

もしも あなたにも ボロがあるなら

お寺ではボロを出してわらいませんか

それは 他の人にとってもハッと気がつくことであったりします

それは 小さい自分を受け入れてわらう 背中の一押しになったりします

大人が自分の欠けたところや 恥ずかしいところをわらっていたら

そこに居る若い者もホッと肩の力が抜けるかもしれません






ともに集って法を聴く意味ってこんな所にもあるのかしら?






また 住職にいろいろと尋ねる材料ができました






この度もありがたいご縁でございました

みなさま、ようこそおまいり下さいました

内藤先生もほんとうに遠いところをありがとうございました



                                                  なもあみだぶつ



























































by shinwoyorokobu73 | 2018-09-26 23:48 | 行事 | Comments(0)

お盆法要 2018.

昨晩から 久しぶりのしっとりとした雨です

この夏の暑さと言ったら  ねぇ

もう涼しい朝なんて来ないんじゃないかと思いましたが

外は冷んやりとしています

一昨日のお盆法要は あんなにじりじりとした暑さだったのに・・・うらめしや~



とは言え、たくさんの皆さまがお集まりくださって

遠く糸島からご法義の清風をお運びくださった

松月先生のご法話に浸らせていただきました


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前日にはお電話で

「 こちらのお寺の信徒でなくても 法話を聴くことは可能でしょうか 」

信徒とおっしゃるので 真宗の方ではないのかもしれませんね

可能も何も、もちろん!!  

どうぞ どうぞ なんの遠慮もいりませんよ

うちはまだ出来て間もないお寺

お聴聞歴は みんな あんまり変わりないのです 

年の多少はございますが、上も下もございませんから





お盆やお彼岸には 

西法寺の あんまりかっこよくないホームページに目を留めてくださった方から 

こういった 嬉しいお尋ねが必ずございます

インターネットで人と人が繋がっていくなんて

横浜に来る前は想像もしていなかったご縁です

こういった皆さんとも 他生のご縁なのでしょうねぇ

お暑い中を ほんとうに ようこそ ようこそ




写真に写っている 走るちびっ子をはじめ 

お父さんお母さん おじいちゃんおばあちゃんと一緒にお参りに来た子ども達は

ご法話のジャマになりそうだったので

『 正信偈 』のお勤めだけはおじいちゃん達と一緒にお勤めして

ご法話の間はバックヤードの庫裏のキッチンで 

ポケモンの絵を描いたり 折り紙で手裏剣作ったり みんなお利口さん





「 おばちゃん、フルーツポンチのシロップだけ いっぱい飲みたいんだけど 」

とフルーツポンチのシロップのおかわりを求めるRちゃん。

小3はまだ お世辞や忖度は知らないよね

お口に合ったようで よかった。

氷もたっぷり入れて ハイ どうぞ! 

いつもは キビ砂糖にレモン汁ですが、

今年は暑さが半端ないですから 

さっぱり味と香りにしたくて グラニュー糖にライムをギュウっとしぼってみました

皆さんのお口には合いましたでしょうか

写真を撮る暇が無く絵なしで失礼します


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松月先生には 狭いので声は筒抜けで・・・

うるさく ご不便をおかけして申し訳ございませんでした









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午前中に仏さまにご挨拶に見えた皆さんの中には

お正月の初法座の時はママのお腹の中からご法話を聴いていた

このまるまると大きくなってきた Kちゃんのすがたも!

会いたかったよ!



一緒にお参りに見えた

おばあちゃんになったばかりのK野さんの奥さんは

「 ご住職 聞いて下さいよ!

  この子の名前、亡くなったおばあちゃん(Kちゃんのひい婆ちゃん)の

  法名と同じなんですよ!

  そんなこと知らなかった 娘の主人が付けたんです

  不思議でしょう? 」


そう言いながらママもK野さん夫妻も とてもうれしそう


きっと亡くなった曾おばあちゃんが

「 必ず救われる身に育つように 」付いて見守ってくださっているね

新しいご家族の誕生おめでとうございます

ぴかぴかのママも 子育てがんばってね!




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「 91歳になりました 」

と散髪したてのさっぱりとした姿で

ニコニコと息子さんの運転される車から降りて

いつものように庫裏の玄関から入り キッチン経由で本堂にお参りのS間のおばあちゃん。

頭が床に付きそうなくらい腰は曲がっておられます

本堂の方は階段があるからと裏から入っていただいて 

私が「 舞台裏から ごめんなさいね 」と言いながらお手を支えて本堂へお連れすると




「 なんの なんの 舞台裏はどこでもありますから。

  それより 舞台裏から通らせていただかなければいけないような

  こんな体になってしまって

  それでも ご案内をいただいて

  息子に ご法話を聴きたいと言ったら連れてきてもらえて

  私の方こそ すみませんねぇ

  ほんとうに ありがとうございます 」 


小さい体をもっと小さく折り曲げて頭を下げて仰います




でも、じつは S間のおばあちゃんは 厳しい人です

刀で切るような一言で そのものずばり切る人です

おばあちゃんだと舐めてお世辞でも言おうものなら すぐ見透かされ 

回転の速い頭から出る一言に スパッと切られて目が覚めます 

本気の目がコワイです 忖度しません

そんなおばあちゃんと こんなやり取りをする度に

なんだろう 涙が出そうになります

足腰元気な私が 聴かせていただかにゃあ 恥ずかしいことです







松月先生がおっしゃったように

自分の物差しの付いたフィルターを 

ご法話を聴く度に一枚めくって

何歳になっても 目覚めていく そんな人生を送りたいと 

そう 思います





この度も ご参集の皆さま

ようこそのご縁でございました

松月先生 お暑い中を ほんとうにありがとうございました



                                なもあみだぶつ















by shinwoyorokobu73 | 2018-08-07 11:46 | 行事 | Comments(0)

お盆法要

炎暑凌ぎがたい日が続いております

いかがお過ごしでしょうか



先の豪雨災害で被害を受けられた皆さまには

ほんとうに辛い夏であろうことと存じます

心よりお見舞い申し上げます


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西法寺も 暑くて昼間は外の手入れができませんが

朝夕はなんとか外に出て

お盆の準備に 草取り 草刈り 枝払いを

家族総出で行っています





10年経つと建物のあちこちの傷みが目に付きます

木の塀も ベランダの柵も 傷んだところは継ぎ代えていただいて

白木が見えている所は ペンキを塗らなくては。





子育てにも思いますが

手を掛け 時間をかけて

良くしていこう 良くしていこう と思いながら時を重ねると

人様から見た様子はわかりませんが

自分には 可愛く思えてなりません





日常の営みを 真宗では ご恩報謝と慶びますけれども

やっている私が結局一番うれしくなるようになっているのですから

如来さんのはたらきを聴いて知り 任せるにかぎるのでしょうねぇ



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本堂の玄関の花に水やりをしていると

葉っぱに成りきったフリの カエルくん。

「 あんたも よう頑張って生きとるねぇ 」



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明日 8月5日は 西法寺のお盆の法要をお勤めさせていただきます


    《 お盆法要 》

      
      8 月 5 日(日) 13時半 ~ 15時半頃

      講 師    松 月 博 宣  師 
    
            ( 福岡県糸島市 海徳寺前住職 )       


先生は大変お忙しい中、住職のご出講のお願いを快くお引き受けくださいました

この酷暑の中を横浜まで 本当にありがたいことです




若い頃 佐賀の有明の海を見慣れた私からすると

糸島の海はほんとうに海らしく見えて うらやましく思えたものです

おおらかで やさしい九州の薫りのご法話を楽しみにいたしましょう





お参りの皆さまは 厳重な暑さ対策をして

どうかお元気に お寺までたどり着いてくださいませ

住職 坊守ほか一同 冷たいものを準備の上

ドキドキしながら 楽しみにお待ち申し上げております



                                なもあみだぶつ





by shinwoyorokobu73 | 2018-08-04 13:45 | 行事 | Comments(0)

聞法の会

梅雨らしい季節です

きょうは その晴れ間のようですね

いつもよりも大きく見える紫陽花の花

お寺のは青い花 

青く光っています


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 本日 6月 25日(月) 10:30~15:10

    築地本願寺 聞法ホール に於いて 

    第13回 聞法会 
が行われます

 西法寺住職 西村信也もお取り次ぎさせていただきます( 午前11時20分~12時 )

 暑くなりそうですが どうぞお参りくださいませ




           





by shinwoyorokobu73 | 2018-06-25 08:39 | 行事 | Comments(0)

山伏 弁円  山賊 弁円  

うららかな光が射す先日 日曜日の午後に

降誕会法要を勤めさせていただきました

ご講師の大喜先生は遠く山形県から駆けつけてくださいました

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先生は関西に長くお住まいであったということで

滑舌よく ちょっと早口でありまして

私たちは 心地よいそよ風の窓の外の緑を眺めながら ウトウトする暇もなく

鎌倉時代の時代背景や その当時の社会の在りようをお聞かせいただきました


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私が 休憩時間に 先生に

「 私は歴史というと 学生時代の年代の暗記が思い出されて

  あんまり好きではなかったんですけど

  山伏弁円を山側から見たのと 下界からと見た時の感覚で

  その印象が違うというのが 目からウロコでした 」

と申し上げましたら



「 歴史って何にでもあります

  我々はこれで飯を食ってますから 

  皆が知っている目立つところばかりを調べますけれども

  誰でも 何でも 歴史を持ってます

  それも 時代によってその時の感覚とはどんどん変わっていくんです 」

と仰いました






板敷山の『山伏』だった弁円にとって

板敷山は山の神様がいらっしゃる神聖な場所

「 自分たちはそこを守っているのだ

  だから そこを通り道にする奴は 神様にお礼をしていけよ 」

そういう理由で通行料やお礼の品物を盗って いや 取っていた

しかし、下界の 板敷山のルールを知らない人から見たら

そういう「 自分たちは山伏だと思っている 」人達のことを『 山賊 』と呼んだ

 







私達の物の見方は光の当て方で様々なのですね

ほんとうに 当てにはならん・・・

しかし、親鸞さまと出逢った弁円さんはお念仏を慶ぶ人になられた

ということだけは 本当




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 先日 あるお寺さまのお祝いの法要がございまして

 住職も出勤させていただきました

 そのお斎(とき)の席で住職は

「 みほとけと 皆さまのおかげにより このご馳走を恵まれました

  深くご恩をよろこび ありがたくいただきます 」

 と食前の言葉を口にして箸をとったそうです


すると お経や作法の専門の先生をなさっておられるご住職から

「 『 あなたは 普段は言ってないな 』と言われたよ 」

と帰って来てから言うので

「 失礼ね! どうして? 

  だってお父さんは

  家でも毎食前後言っているし

 (鴨志田の蕎麦屋の)『更科』でだって

  『 ガスト 』でだって 『 同窓会の飲み会 』でだって大きな声で言ってるじゃない? 」


私は訊き返しました


「 最近変わった 『 新しい食前の言葉 』の方を言わなかったからだろうね? 」



なぁんだ そんなこと。



うちの住職は

自分の脱いだ靴下は野球ボールみたいに丸めたまんま 椅子の上にのせっぱなしで片づけなくても、

食前後の言葉は必ず口にするのです。


夕食の後 自分の皿コップはそのまんまで流しに下げないけれども、

食前後の言葉は必ず口にするのです。


外食の時、子ども達が恥ずかしがるくらい丁寧に手を合わせて

食前後の言葉を口にしては頭を下げるのです



因みに 子ども達は『新しい食前の言葉』を覚えるのが早く(若いっていい・・・)

今様を口にしております 新しい方も言えますV 
 







そんな 見方をする方もあるかと思えば







同じように うちの住職が以前の食前の言葉を口にするのを聞いて



「 先生も ずっと真面目に食前の言葉を勤めていらしたんでしょうなぁ

  ずっと続けてきたことを変えるのはなかなか難しい・・・

  私も 今でもついつい以前の言葉が口から出てくるのですよ 」




そう仰るご住職もいらっしゃったそう。

それを聞いて 私は少しはホッといたしました





同じ姿を目にしても 

「 あなたは 私は 」という見方をする人もあれば

「 あなたも 私も 」という見方をする人もある



それと同じで この私は

「 あなたは 」という目で見られたら ムッとします

「 あなたも 」という目で見られたら ホッとします

間違いなくそういうヤツでございました

恥ずかし 恥ずかし



如来は 様々な角度から このわたくしの本性を照らし 照らして

お念仏へと促してくださいます

なんまんだぶ なんまんだぶ






板敷山の弁円さんと親鸞さまの本当の邂逅の場面を見てみたかった!

きっと親鸞さまは弁円さんのことを山伏とも山賊とも見なさらなかっただろうと 私は思います

山側からの目でも 下界側からの目でも見なさらなかったのだろうと思います

『 私も あなたも 』の目でお話しなさったのではないかしら

人と人の本当の出会いは 偏りのない目からしか生まれない



いや、待てよ。 最初からそんな優しげな話はあるのかしら・・・



恐ろしげな 山を治める修験者の弁円さんと お坊さまにしては自分で自分を愚禿などと呼ばれる親鸞さま



お互いに 物語のようにきれい事で始まった間柄ではなかったのかもしれません







ただ念仏のみぞ まことにておわしますらん




この度も ほんとうに有り難いご縁をいただいたことでありました

皆さま ようこそおまいりくださいました





                                 なもあみだぶつ













by shinwoyorokobu73 | 2018-05-23 13:19 | 行事 | Comments(0)

降誕会(ごうたんえ)のご縁です

街路樹のハナミズキや山法師が
折り紙のような可愛い花を咲かせる季節になりました
皆さまは 緑の風薫る今日この頃をいかがお過ごしでしょうか


我が家は家族の半分の人間が春に誕生日を迎えます
今年は いつも作ってもらっているケーキ屋さんが定休日で
腕に覚えの無い私 う~んどうしよう・・・と思ったのですが
思い切って手作りに挑戦してみました


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お目汚しの写真で失礼いたします
見た目はともあれお味はgood!
今年もみんなで「 おめでとう 」と笑うことが出来てありがたいことでした





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さて、5月21日は親鸞聖人がご誕生されたご縁をよろこぶ『 降誕会 』

我が住職も各地のお寺さまへ 降誕会の講師として出講させていただいております

お世話になります




西法寺では20日の日曜日にお勤めをさせていただきます

この度は本願寺の歴史資料を調査・研究・保存・資料集刊行に取り組む機関に所属しておられました
山形大学教授の大喜直彦先生をお迎えします


先生は第2次長州征伐に於いて大阪城で亡くなった将軍家茂のカルテや、

吉良上野介が松の廊下で切り付けられた直後の様子の記録、

冷酷と思われていた春日局が、部下のために本願寺に便宜を図ってもらうようお願いされた
部下思いの優しい一面が見える手紙等、

たくさんの貴重な歴史的資料の数々を発見されました

また先生は「 悪 」を現代理解で
「 悪い 」や「 乱暴者 」と勘違いしている人も多いと思われるけれども、
これは「 悪 」の歴史的本質を見落とす重大な勘違いだと主張なさっています


    万の生き物を殺す猟師や 万のものを売り買う商人こそ誠の心を見出し得るとして
    「 悪人正機 」を強調なさった親鸞聖人~~(中略)~~
    
    「 悪 」自体の中に「 聖 」なるものに通ずる真実、最も人間らしい心を見出そ                            
    うとしたものといえるでしょう


そう仰る大喜先生に

仏教渡来前後の日本人の『 死 』の認識
平安時代の貴族が求めた造形美に目を奪われた信仰と多額のお金
親鸞聖人が求めていかれた鎌倉時代の『 悪人観 』について
お話しをいただくこととなりました


住職は
   
   現代の私たちが思う『 悪人 』の概念と

   鎌倉時代の『 悪人 』の概念には違いがあると先生はおっしゃる

   私たちは鎌倉時代の『 悪 』の概念を知ることで

   親鸞聖人が「 悪人正機 」ということを通して

   私たちに何を伝えようとしたのか聴くことができる

   そして その事こそが大乗仏教の神髄である ということが明確に浮かび上がってくる



と言います




平安時代の美女も現代に連れて来れば只の人
現代の美女も平安時代に連れていけば只の人
人の好みも変わってきたそうですね
仏教でも言う 変わっていくことが自然ならば


当然言葉の意味が変わるくらいの事はあるはず
私の思い込みや勘違いで 
親鸞聖人の意図した意味と違う理解をしていたら・・・えらいこっちゃ




私もワクワクしております



珍しいご縁ではございますが 降誕会にふさわしいご縁と思います

どうぞ皆さまも お誘いあわせの上 揃ってお参りくださいませ



  《 西 法 寺 降 誕 会 》

   
  ・ 日時  5 月 20 日 (日)   13 時 30 分 ~ 16 時 頃

      
  ・ 講師   山 形 大 学 教授      大 喜 直 彦      
        
        (前本願寺資料研究所上級研究員)




たのしみにお待ち申し上げます


                                 なもあみだぶつ



by shinwoyorokobu73 | 2018-05-15 23:10 | 行事 | Comments(0)

春彼岸

暑い暑いと先週は 子ども達の半袖を出したりしたのですが

今日はまたダウンコートが必要な寒さ。

身体がついていかない感じがします




明日はお彼岸の法話会をお勤めさせていただきます

冷たい雨のお彼岸法要となりそうですが

どうぞお誘い合わせてお参りくださいませ

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  《 春のお彼岸法話会 》

   3 月 21 日 (水)  13 時 30 分 より 15 時 30 分 頃まで
  
   ご法話    住職  西 村 信 也                   









この冬は本屋さんに山積みされている

『 君たちはどう生きるか 』という本が販売部数250万部突破と聞いて

驚いてまた読み返しました

「 最近の若者は・・・ 」なんて年寄りの枕詞は使えません

今も昔も若者の心は柔らかく強い

いえいえ、これを再び読んでいる 昔若かった我々もまだ




その目で本屋さんの本を眺めていましたら

表紙に スタジオジブリの『崖の上のポニョ』に出てきた宗助ちゃんのような男の子を描いてある

『 兎の眼 』という本を見つけました

昔 『天の瞳』と共に 私が小学校の先生になりたい!と思ったきっかけの本でした

表紙の絵の男の子は主人公の鉄三ちゃん 描いた人はやはり元ジブリの近藤さんでした

現代風の文庫本になったその本を買って帰って 

早速 住職に

「 これこれ! この本に出てくる鉄三ちゃんがあなたによく似ているのよ!

  感性が人とちょっと違う所が。  

  人に怒る所も 赦す所も 信用する所も もう!そっくりなのよ!

  読んで見て! いいから! 絶対いいから! 」



そう言って勧めてみても このお方 

勧められて直ぐに飛びつかないのは分かっていましたから

机の上や パソコンの横 枕元 等々の目にはいる所に置いておくことどれくらいだったでしょうか ある日



住職「 おい! お前はこれ、この兎の眼って何のことを言っているかわかって

  俺にこれを読めって勧めたのか? 」


私  「 え・・・? 兎の眼って鉄三ちゃんやら足立先生たちのような眼のことでしょう?」


住職「 お前は、これだから・・・ せっかく良いところまで行っていても掴めないのはそこぞ 」


住職「 この著者の灰谷健次郎が言っている兎の眼は善財童子の眼差しのことじゃないか!

    善財童子というのはな、『華厳経』の入法界品にでてくる子供のことで

    文殊菩薩のご法話を聴いて自分も悟りを求める菩薩の道を歩みたいと思ったのさ。

    文殊菩薩は功徳雲というお坊さんを訪ねなさいと言われて、善財童子の求道の旅が始

    まる。最終的には53人の善知識(悟りに導く人)を訪ねるのだけれど(これが東海

    道五十三次の起源)面白いのはこの53人は決して高僧ばかりではないんだ。

    残忍な国王や 自分を誘惑してくる遊女だったり・・・・・・・・・・・・・ 」



 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


この本を読んだ若い頃、善財童子が何なのか全く興味が無かった私は

そこの所はすっ飛ばかしてストーリーを追っただけだったようです

住職のおかげで 数十年ぶりに作者の込めた 人の悲しみ喜び苦しみ願い共感が

自分が歩いて来た景色と重なって より彩り深く感じられるようになりました

親鸞聖人のお書きくださった教行信証の最後にも華厳経からの引用があることも教えていただき、私には今までは書かれた言葉が 文字にしか見えていなかったものが
書かれた言葉が声になって聴こえてくるようです

明日はこの事にも触れながらご法話いただけると思います

たのしみです

是非みなさまもご一緒に お彼岸のご縁にあわせていただきましょう





明日は雨と寒さでお足もとが悪くなると思われますが

どうぞ どうぞお気をつけてお参りくださいませ   

楽しみにお待ち申し上げます


                           なもあみだぶつ




by shinwoyorokobu73 | 2018-03-20 22:36 | 行事 | Comments(0)

おかげさまで

寒くなってまいりました

天気予報では今年最大の寒波襲来だそうです

改めてこう告げられると

大変な事のような気がして 

昨夜から身構えていましたが

横浜青葉の昼間は うららかな陽射しに冷たい風

と言ったところであります

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今年の報恩講法要は

ご講師を山口県から 専福寺ご住職 福田康正師をお迎えして

お勤めさせていただきました

皆さま ようこそお参りくださいました





「 ここは 横浜にありながら 山寺ですな

  黄色や紅のモミジがきれいで 紅葉寺になりそうな 」

と仰っていつものように紬のお着物に鞄一つの出で立ちでお越しくださいました




「 この年に成ってまいりますと 涙もろうなってしかたない。

  この文を読みながら 私は涙が ぽろぽろ ぽろぽろ こぼれてくるんですよ 」


と仰って こちらも涙がこぼれてくるご法話をいただきました

先生のあの大きな目からも 涙がなんて・・・

何だかほっとするものがありました







ご遠方からわざわざ 

そう思ってお給仕させていただいておりましたら

「 ここのお寺の次は ほら 栃木のあなたの親戚のJ寺に行きますよ 」

親戚のお寺にあちこちご出講いただいているそうです

お念仏つながりで

あちらも こちらも たいへんお世話になっております

この度も 本当にありがとうございました



 
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西法寺住職も 都内のお寺様の報恩講のお取次ぎ

その後は 東北のお寺様へ

文字通り師走でございます




お寺はモミジだけでなくドウダンツツジも真っ赤です

欅やクヌギはたくさんの葉を落とし

私たちは 毎日せっせと掃き掃除に励んでおります

秋らしい毎日です



                                  なもあみだぶつ









by shinwoyorokobu73 | 2017-12-12 14:56 | 行事 | Comments(0)

報恩講です

今日は雨です。

霧雨のようです。

明日は晴れてほしいものです。




明日は今年最後にいただくご法話であります。

私達の慣れ親しんだ言い方で言いますと『 報恩講 』でございます。

皆さまのお参りを楽しみにお待ち申し上げます。




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親鸞聖人はその昔

力を持つ人々から疎まれて 

罪人として裁きを受けられても なお

師を信じ 師の教えに生きられ

ご自分のお考えを貫かれたと聞いております。



最近の報道や 情報を見聞きするにつけ

今の世の中でも 

力ある大勢の圧力はたいへんなもの。

時代は違うとはいえ、

人の間にあって 親鸞さまもさぞご苦労なさったことだろう・・・

そう 感じないではいられません。






明日は西法寺『 報恩講 』です

どうぞ皆さま ご家族お揃いでおまいりくださいませ。


   12 月 2 日 (土)  13 時 30 分 より  


   《 講師 》  福 田 康 正 師 




                                 なもあみだぶつ





by shinwoyorokobu73 | 2017-12-01 23:32 | 行事 | Comments(0)