街路樹のハナミズキや山法師が
折り紙のような可愛い花を咲かせる季節になりました 皆さまは 緑の風薫る今日この頃をいかがお過ごしでしょうか 我が家は家族の半分の人間が春に誕生日を迎えます 今年は いつも作ってもらっているケーキ屋さんが定休日で 腕に覚えの無い私 う~んどうしよう・・・と思ったのですが 思い切って手作りに挑戦してみました 見た目はともあれお味はgood! 今年もみんなで「 おめでとう 」と笑うことが出来てありがたいことでした さて、5月21日は親鸞聖人がご誕生されたご縁をよろこぶ『 降誕会 』 我が住職も各地のお寺さまへ 降誕会の講師として出講させていただいております お世話になります 西法寺では20日の日曜日にお勤めをさせていただきます この度は本願寺の歴史資料を調査・研究・保存・資料集刊行に取り組む機関に所属しておられました 山形大学教授の大喜直彦先生をお迎えします 先生は第2次長州征伐に於いて大阪城で亡くなった将軍家茂のカルテや、 吉良上野介が松の廊下で切り付けられた直後の様子の記録、 冷酷と思われていた春日局が、部下のために本願寺に便宜を図ってもらうようお願いされた 部下思いの優しい一面が見える手紙等、 たくさんの貴重な歴史的資料の数々を発見されました また先生は「 悪 」を現代理解で 「 悪い 」や「 乱暴者 」と勘違いしている人も多いと思われるけれども、 これは「 悪 」の歴史的本質を見落とす重大な勘違いだと主張なさっています 万の生き物を殺す猟師や 万のものを売り買う商人こそ誠の心を見出し得るとして 「 悪人正機 」を強調なさった親鸞聖人~~(中略)~~ 「 悪 」自体の中に「 聖 」なるものに通ずる真実、最も人間らしい心を見出そ うとしたものといえるでしょう そう仰る大喜先生に 仏教渡来前後の日本人の『 死 』の認識 平安時代の貴族が求めた造形美に目を奪われた信仰と多額のお金 親鸞聖人が求めていかれた鎌倉時代の『 悪人観 』について お話しをいただくこととなりました 住職は 現代の私たちが思う『 悪人 』の概念と 鎌倉時代の『 悪人 』の概念には違いがあると先生はおっしゃる 私たちは鎌倉時代の『 悪 』の概念を知ることで 親鸞聖人が「 悪人正機 」ということを通して 私たちに何を伝えようとしたのか聴くことができる そして その事こそが大乗仏教の神髄である ということが明確に浮かび上がってくる と言います 平安時代の美女も現代に連れて来れば只の人 現代の美女も平安時代に連れていけば只の人 人の好みも変わってきたそうですね 仏教でも言う 変わっていくことが自然ならば 当然言葉の意味が変わるくらいの事はあるはず 私の思い込みや勘違いで 親鸞聖人の意図した意味と違う理解をしていたら・・・えらいこっちゃ 私もワクワクしております 珍しいご縁ではございますが 降誕会にふさわしいご縁と思います どうぞ皆さまも お誘いあわせの上 揃ってお参りくださいませ 《 西 法 寺 降 誕 会 》 ・ 日時 5 月 20 日 (日) 13 時 30 分 ~ 16 時 頃 ・ 講師 山 形 大 学 教授 大 喜 直 彦 (前本願寺資料研究所上級研究員) たのしみにお待ち申し上げます なもあみだぶつ
by shinwoyorokobu73
| 2018-05-15 23:10
| 行事
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