おせっかいの遺伝子

なんで言っちゃったんだろう・・・・
言わなきゃよかった・・・・
と思う事はよくあるけれど。


先日またやってしまった。


今日みたいにお天気が良い日、
草ものびのび伸びるわけです。
私は朝の涼しいうちにとせっせと草取りに励んでいました。
モンペに長袖シャツに麦わら帽子、そして足元は長靴で。

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そこへプロパンガスのトラックが近所にガスの交換にやって来て

西法寺の出入り口にデ~~ンと頭をつっこんで止まったのでした。

トラックから降りてきたお兄さん、多分私をちらりと見た。

けれどそのまま何も言わないで車は出入り口に止めたまま

プロパンを交換し始めたのでした。




数年前までの私ならそのままだったけれど、
この日の私は行っちゃった。


ツカツカツカツカ ( NHK朝ドラ 『 あまちゃん 』 の春子のように )



「 ちょっと あなたね、
  社会人でしょ。

  人の家の出入り口に車デンと止めて一言も無し?

  『 こんにちは! ちょっとここに車止めさせてください。すぐ終わりますから。』

  くらい言いなさいよ。
  
  そしたら仕事も気持ち良くできるでしょうが。
  たった一言があるかないかでお互いに随分気持ちが違うんだから。

  大事なんだよ一言って!! 」  




 当然お兄さんは 「 じぇじぇじぇ!!」 っと言った顔で私を見るも、
 小さい声で 「 すみません・・・ 」  

 



   ( ったく! ぷんぷんぷん。 )



と言い放って来たものの・・・・・



( 実はこわい兄ちゃんだったらどうしよう・・・・・
  
  

  仕返ししないよね・・・・・

  後ろからブスッと刺されたりしないよね・・・・ 最近多いからな そんなこと )


そうぐじぐじ考えながら草取りの手を動かしていました。
そんなことも数分すると忘れて黙々 黙々 黙々と草を取りつづけていたところ、

「 すいませ~~ん! お世話になりましたあ~~。ありがとうございましたあ~~。」

掲示版の側からさっきの兄ちゃんが帽子を取って声をかけてきました。

「 え?! あ!ああ、お疲れさま~~! 」

言った私がびっくりするくらい、

いい声出るじゃんお兄さん。





ほっ。   










そういえば、
私の母もいつだったか 
秋の夜8時頃 嬉野温泉の駐車場で

「大の字になって寝ていた中学生くらいの男の子に声をかけてね。
ナンパした。」

とか言っていたなあ。

     母       「 あんたなんしよるとね。 こがん寒かとに。
               家の人は心配しよるやろ。」

    中学生     「 なんでんよか! もう俺は死んでよかと!」

    
     母       「 はあ~? なんのあったか知らんけど、
               帰りとうなかとなら あんたおばちゃんに付き合いんしゃい! 」

と 腕掴んでそこの近くのラーメン屋に連れ込んだと。

そこで その男の子の話しを腹いっぱい聞いて、

彼がケンカしたというお父さんにも 電話をして来ていただいたと。

( あなたは夜回り坊守か! )

その夜その親子二人をとりあえず仲直りさせて

そのプチ家出の男の子一家とは今もお友達だそう。



その時私は彼女に言った気がする。

「 誰かれ構わずそんなに声かけて、 刺されでもしたらどうすると? 」

( あれ?)





ああ・・・

結婚するころまでは

『 わたしは 彼女のようにだけはなるまい。

  誰かれかまわず声をかけ、

  ふしぎに思う事はよく口に出して人に聞き、

  怒り、泣き、笑い、世話をして、寂しがり、悲しがり、喜んで、

  周りはドキドキハラハラたいへんだ。

  そんな母を子供は恥ずかしかったのだから。 』

そう、母のことを反面教師にして、

私は上品に、しとやかに、にこやかで穏やかな、大人の女になるつもりだったのに。 





ああ、なぜか草取りの格好のみならず、

最近全部似てきているような・・・・・・

予定とまったく違うけれど・・・・・・

最近は間違いなく このおせっかいな(図々しい)遺伝子に
スイッチが入ったことを感じないではいられない・・・・・・








いつの日かわたしも、

裏も表もぜんぶ見せながら、

堂々と生きている彼女のようになるのだろうか?







ともあれ、この度は 私のおせっかいに気持ち良く付き合っていただいて

プロパンガスのお兄さん、

どうもありがとうございました


                                              

                                               なもあみだぶつ

by shinwoyorokobu73 | 2013-05-12 13:07 | Comments(4)
Commented at 2013-05-13 10:38 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by etomo at 2013-05-13 21:57 x
なるほど、かわったねー

お兄ちゃんに、言ってよかったね!

高校の頃は、おしとやかで、かわいい!女の子でしたよ。

自慢の友達だったよ。

でも、思ったことをはっきり、言う今も、「自慢の友達だ」

年を重ねたせいか、言いたいこと、ズバッというようになったよね
。私も・・・・

息子にも、私は、中学までは、おとなしかったよ~~~~

と言っても信じてもらえない。


高校では、自分を出せてと思う!!

あの頃は、変わりたいと思っていたからね。

庭、広そうだね。自然がいっぱいで・・・・


Commented by shinwoyorokobu73 at 2013-05-13 22:36
となりのおばさんさま、こんばんは!

やっぱり笑われちゃいますか?なんにも考えずに突き進んで後で頭をかかえるタイプなんです。実はノミの心臓・・・・・

母は突き進み続けているタイプです。
後ろは振り返らないようになっている人なんです。
(うらやましい)
でもそれがおもしろいのか、
四六時中お寺には母のお客さんがいっぱいなのです。
そこは見習いたいものですね。
Commented by shinwoyorokobu73 at 2013-05-13 22:45
etomoちゃんあなた達には今の私を見せたくなかった気もする・・・・

あのころの私は正解ばっかり探して生きていて
へとへとだったのよ。

結婚して人生の舵取りを始めると
正解を探す余裕もなくなり、本性が見えだしたのかなあ。

でも、我慢してくれる人たちのお蔭で今は気持ちよく
失敗も経験と肥やしにして生きています。

etomoちゃんこれからもよろしくね♡
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