少しずつ年のまとめのお掃除や雑用、
お知らせのお届け等々の仕事がちょっとづつ片付いていきます。 娘の怪我も思ったほど不便を感じることなく、 まもなく冬休みなので本人もホッとしている様子。 怪我をした晩はかなりショックを受けていたので 「 何が食べたい?」 と聞くと 「 オムライス 」 特大に作って励ます。( 体は大きくなってもまだまだかわいい。) ただ、簡易のギプスをして歩くので足先が紫色にむくんで冷たくなる。 人間歩いて血液が廻るようになっているんだ、と改めて気付く。 「 マッサージしようか? 」 と訊いてみると 「 うん!!」 と即答する。 娘の足に触ることなんて無くなっていたので、 おそるおそる怪我をした方の足に手を触れると 「 あれ?こんなに大きくなってたんだなあ。」 大人サイズに成長している事に今更ながら驚いてしまう。 ゆうっくりと足先から膝に向かって手を動かしているうち、 私も幼い頃同じように母の手をかりたことを思い出した。 学生の頃右肩脱臼は私の癖に成っていた。 受験生の時も 槍投げやバスケで外してしまい、 その度にイライラしながら母には甘えた。 前にも書いたかもしれないけれど 私の母は超厳しい人だった。(今も元気にパワーを保っている) 物言いもきつい。 嫌味な言葉も時にはあった。 でも肩が上げられない間 美容院で髪を洗ってもらったことが何度もあったけれど、 不思議といちばん気持ちがいいのは、その時の私の手より小さくなっていた母の手だった。 背中を洗ってもらうのももちろん誰よりも母の手が安心だった。 「 はあああ~~気持ちいい。」 と脳みそまで柔らかくなりそうだったのに、 反抗期と思春期と元からの意地っ張りに依ってちゃんと 「 ありがとう 」なんて言ったことは無い気がする。 娘の足を触りながらそんな昔を思い出した。 大きくなった娘にこんなことできる機会はあまりない。 この子はわたしに似ないで目を閉じて 「 はあ~~きもちいい~~。ありがとうお母さん。」 と言ってくれるし、ありがたいことだ。 恥ずかしさや嬉しさや、懐かしさや後悔・・・・・複雑な気持ちで黙って手を動かした。 なもあみだぶつ
by shinwoyorokobu73
| 2012-12-25 00:52
|
by sinwoyorokobu73 最新の記事
以前の記事
2022年 02月 2022年 01月 2021年 10月 2021年 08月 2021年 03月 2021年 02月 2020年 12月 2020年 08月 2020年 05月 2020年 02月 more... カテゴリ
フォロー中のブログ
最新のコメント
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||