昨日と一昨日は鈴虫が鳴き始めたので
「 ああ、夏も終わったね。」と話していたところ 今朝は早くから蝉が鳴きだした。 長袖を出したり引っ込めたりの季節ですね。 お彼岸中に誕生日を迎える娘がいます。 12回目の誕生日です。 思えば一番未熟者の時のお母さんから育てられてあなたは大変でしたね。 誕生日の次の日、 何かの理由でお父さんから相当厳しく小言を言われていましたね。 じっと聞いていたけれど区切りがついて 立ち去るあなたに私が 「 がんばって 」 と言った一言が ( そうしかお母さんは言えんかったんよ。) イラッとさせたんやね。 『がんばって』なんて言葉でこっちも言いたかないけどそれしか言えなかったんよ。 そんな時、 自分が発端だったにもかかわらず住職はじっくりとあなたが何に怒ったのか訳を聴きにかかる。 ふと、北九州の姪のUちゃんにも同じようなことがあったのを思い出す。 高校で成績 超 優秀な彼女は陸上までやっていて頑張っていた。 大会の日ちょうど泊っていた住職の目の前で 「 お母さん!! もしかして靴洗ったと?!硬くなっとるやん。なんで!! 洗わんでって言うとったやん。 訳わからん!!信じられん!! 」 その剣幕を聞いて黙っていられないのがうちの住職。 「 umi ! お!ま!え!の~~!! それがお母さんなんじゃい! 訳わからんのがお母さんじゃ。 考えてみれ。 お母さんはお前のこと世界で一番かわいいと思うとるんぞ!! AKB48の誰よりもお前のことがかわいいと思うとるんぞ!! おかしかろうが!! 不思議やろ? それがお母さんと言うもんじゃ。 かわいいおまえにきれいに洗って履かせてやろうと思っていつも黙って洗ってきたんぞ。 訳のわからんのがお母さんというもんじゃ。 わかったか!! 」 「 もう!! 信也 おじちゃんも わけわからん!! 」 というようなやりとりがあったらしい。 ずっと他人事と忘れていたけれども、 お義姉さんとわたしはおんなじだ。 あなたたちのことが1番かわいい。 そして、思い返すとわたしも 「 お母さんはわけわからん!! 」 と背中を向けて大きくなった。 背中を向けてきたのになあ・・・・・・ ありがとう と言ったことも ない。 記憶が行ったり来たりするけれど、 ときどき佐賀のご門徒のおばちゃんから電話があるが、 こんなことを言っていた。( たしか私が「なかなか帰ってあげられない」といったから) 「 ななちゃん、親っていうのはねえ、子供がいきいきしとったら嬉しいものよ。 帰って来られんでも今みたいに家族と元気にしとってくれたら安心されとるさ。 お礼を言ってもらおうとか何かしてもらいたいなんか、 これっぽっちも思っとんしゃらんよ。(思ってはおられんよ) 気にせんでよかよ。 こっちには おばちゃんたちもおるけんねえ。 」 娘には言えないが、背中を向けっぱなし。 わたしもいつか背中を向けられるのでしょうが、 代わってやれない人生。 わたしも、 子供らが頑張って歩いている背中を、 喜んでいるときは共に喜んで、 泣いているときは共に泣いて、 見つめていくのだろうか。 それが、 『お母さん ( お父さん )というもんなんじゃ』 ろうなあ。 なもあみだぶつ
by shinwoyorokobu73
| 2012-09-27 15:24
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