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宝物がとどいた!

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        結婚して最初のこどもの誕生記念に
        私たちは義父に当時乗っていた軽自動車よりうんと高い
        『お仏壇』を買っていただきました。

        宝物です。

        この度また宝物を迎えました。

        親鸞聖人のお書きになった通称『教行信証』。

        もちろん本物は国宝ですので、これは写しではありますが。
        当時の紙の感じ、筆使い、なんども、なんども、推敲し消しては言葉を選ばれた跡が
        なんとも生々しい。
        聖人の本気で道を求めておられた姿が生きた人としてせまります。


        
        なんの道を歩まれる方も、
        例えば医者、科学者、サラリーマン、大工さん、茶道家、華道家、母親、父親・・・・・・・・・・
        
        目標となる方をお持ちではないでしょうか。

        私たちにとってはやはりこの方をおいてはないのです。

        子供達は「長友みたいな選手になりたい。あれくらい頑張る!。」
        なんて言ってるのを聞きますが、気持がわかります。

        
        その道の達人といわれる人達は
        説明がとても簡潔で明快だといいます。

        す~っと答えまでの道筋が見えているのかもしれません。

        
        「要はこういうことなんだよ、それはなぜかというと・・・・」
         
        と全てこの『教行信証』の中に書いてあると住職は言います。

       
        私の生きていく道。
        
        「ここ(教行信証)に、聞いていけばいいよ。
         私もそう歩いたし、そうしてあなたと共にいるから。」
     
        と、親鸞聖人の声が聞こえてきそうです。

















        









        
# by shinwoyorokobu73 | 2011-06-26 13:25

たしかわたしが産んだはず

久しぶりに子ども達と一緒にお風呂に入りました。
もう、みんなで湯船にはつかれません。

大きくなりました。

一番上は身長はまだあと10センチほどは私が高いでしょうか。

でも、でも、でも・・・・
足の付け根が同じ位置なのは・・・・・・・・・おかしい。

よくお母さんたちとも「今の子はスタイルいいわよね~」と頷きあいます。

私たちが産んだはずなのに。

動物ってこんなに早く進化するものだったんですね。

お隣韓国では顔の整形は日常的なことだといいますが。
足の長さはどうしようもない。

こればっかりはあきらめるしかありませんね。

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親鸞聖人がお好きだったという小豆、
うちの家族は好きなので時々いろいろに登場しますが、赤飯は珍しいです。

こどもたちが作って作ってというので今日は重い腰を上げました。

難しいと思っていましたが、インターネットの有難さ。
いろいろな炊き方が紹介されています。

もち米だけだと重くなるからと、うるち米の入ったレシピがあったのでやってみましたが
小豆は最初に煮すぎたようです。
煮崩れが多くて申し訳ない結果です。

また、チャレンジしたいと思います。
# by shinwoyorokobu73 | 2011-06-25 23:47

ばれていないつもりでも

ことばの持つ力というのは、
発する人の思いやその強さというものをきちんと伝えているんじゃないか。
最近強く思うようになっています。

「もしもし~の~というものですけど、いつもお世話になっております。
 住職はいらっしゃいますか?」

よくかかる営業の電話の文句です・・・・。

もちろん住職はお世話はしていません。

もう、最初のもしもしで「うそ」で住職を出してもらおうという思いがまるみえです。

かけた人は上手くやったつもりのようなのですが。

以前は「あなたはうちの住職とお話しなさったことがあるのですか?」と聞いていましたが、
空しい結果になるので最近はそれもしなくなりました。

「なんでこんなもったいない縁にするんだろうか」いつもそう思って電話を切るのです。

ばれていないつもりでも_a0204371_014080.jpg


写真は昨日、来週の『タウンニュース』の原稿をとりに来ていただいたY口さん。
いつもこんな笑顔がかわいい女の子です。

彼女と、「タウンニュースって書いてる人の顔がみえるよね」という話をしました。
この紙面というのはこの辺りの方は割によくご覧になるので、いつも法話会前には載せていただいています。


「伝えよう」とするのは難しいです。

でも「伝わってしまうことは」怖いです。


タウンニュースの記事もなかなかうまく書けず「これでいいか」「これでいい」と適当に筆を置くと、どうも読む方にはバレてしまうようです。


もしかすると私の気付かない所で私の嘘やごまかしは丸見えになっているのかもしれませんね。
なので、後ろ姿で笑われないように嘘はつかないようにしているのですが・・・


いつも朝のお勤めの時
阿弥陀様のあのうっすらと開けられた目を前にすると
ぜ~んぶお見通し。どうも全部ばれているよう・・・

なにも言わずに頷いて『救うから 大丈夫』と聞こえてくるのです。

ごめんなさい。  ありがとうございます。   なもあみだぶつ

と、いつもこんな風におかげさまで安心の一日が始まるのです。
# by shinwoyorokobu73 | 2011-06-25 00:53

梅雨の晴れ間にしては・・・

昨日といい今日といい暑いです。

晴れ間晴れ間と喜んだけれど、この蒸し暑さ。
この時ばかりは湿気の多さがうらめしい。

原発の現場で作業している人たちは大丈夫でしょうか。

梅雨の晴れ間にしては・・・_a0204371_2330567.jpg


西法寺は北側境内地のコンクリート壁のベニヤ板がはずれました。

「前の自然な感じがよかったわ」といわれます。

が、地震や大雨のことを考えるとしかたなく・・・

だんだん慣れてくださいませ。


作業をしてくださる皆さんも、この暑さには昼にはダウンしそうです。

日蔭の良い場所を確保して、板の上にゴロン。しばしの昼寝で能率アップをはかられます。

暑い中ごくろうさまです。
# by shinwoyorokobu73 | 2011-06-23 23:47

ことばの裏には

「おかあさん、NちゃんがRちゃんを『うざい』って毎日毎日言うんだよね。
 わたし、聞きたくないんだ。」

 いつになく真剣に話してきました。

ついに来たか、ドラマやテレビではよく耳にする『うざい』という言葉。

だれが思いついたのか、嫌なことばです。

ことばの裏には_a0204371_14401785.jpg


ざらっとした思いがNちゃんにはあるのでしょう。

そういう思いが生まれたときに
『イライラする』くらいの言葉だったら
「どうしたの?何にイライラしてるのよ?」と
会話になりやすかったのではないのかなあ。

『うざい』と言ってしまうと
全部を切り捨ててしまっているようで
聞いている友達は、その言葉の強さに怖くなってしまう。


かえすがえすも、「だれがこんな言葉、考えだしたんかい!」と言いたいけれど・・・。

ほんとに人間こんなことば一言ですむほど単純?   じゃないわ。

Nちゃん、今度会ったらよ~くしゃべってみようっと。(おばちゃんというのはこんな時に便利な存在)

『うざい』という言葉が出てくるまでに、裏にいろんな思いが省略されてると思うから。
# by shinwoyorokobu73 | 2011-06-22 15:31