歌声の秋

「 いい日 」 というのは人によって違うんだと

判ってはいるものの

こんな空のきれいな 空気の澄んだ日には

熊本で ご心配を胸に抱えた方々にも

「 ああ、きょうは気持ちがいいね 」 

そんな日であったら いいなと思います



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例年 この時期には中学生の合唱コンクールがあります

昨年は中学校の保護者の役員をしていて

「 中学生の歌に親が一日掛かり付き合うなんて・・・ 」

半ば(失礼にも)しぶしぶ参加したのでしたが




はまって(嵌って)しまったのです





中学生たちの声の美しいこと

男の子も 女の子も

成長著しい人たちの真剣さの鋭いこと

今の中学生たちのピアノ伴奏のテクニックの凄さ

先生も真っ青なくらい みんな上手い!

最近の若い者は・・・ 

「 かっこいい 」 





わたしは 今年は進んでPTAコーラスに手を挙げて参加して

何故だか子供たちの 「  COSMOS 」の歌声に 

涙腺が壊れ 涙 涙

「 西村さん 最初からハンカチ出してたね^^ 」って笑われる始末

どうしちゃったんでしょ






あの子達は3年間という

終わりを感じながら

歌ったり 笑ったり 恋をしたり ケンカしたり 悩んだり

ふざけてそうで 真剣に生きているようです






大人になると

カラオケで いい点数を出すことだけを目的に歌うように

仕事をしたり

人と話したり

仲良くしたり

どこかへ行ったり

そこそこ上手くやれるようになります





自分のまま

ほんとうに笑って

ほんとうに腹が立って

ほんとうに喜んで

ほんとうに涙を流して

ほんとうに うなづいて



彼女 彼らの 真剣な歌声を聴くと

痛いけれど いいな と思うのです


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我が、 まま、 いっぱいに生きている

中学生を うらやましくも思うけれど





いつのまにやら

中学生やら 高校生のお母さんになってしまっていて

立派に大人の一人になっている自分。

ぼんやりと自分の今生の終わりを

感じられる年を得はじめて

なんでもない 只の いい天気の日

外にレジャーシートを敷いて

草取りした後 みんなで海苔おにぎりをほおばる

そんな時にも 満ち足りる

中学生とはまた違った

今のわたしの 終わりを感じながら歩く歩き方




遠くを夢見て 

何かに成りたくてがんばった日も

よかったけれど 

今 遠くを夢見る人たちを

恥ずかしいような 眩しいような

頼もしく思いながら

眺められるようになり、

なんでもない今の自分の在り様を

そのまんまストレスなく受け入れられるようになった

これは 思いの外

いいもの





今の 自分を知っても

もう「嫌だ」と逃げたくならない

これも

年を重ねる 有り難さの一つなのでしょう




                               なもあみだぶつ



































































































# by shinwoyorokobu73 | 2016-10-16 17:41 | 子供 | Comments(0)

寒さに思い出すのは

「 今年一番の冷え込み 」

なんて言葉を10月の今頃 

去年も言ってたかなぁ

今朝の天気予報を聞きながら首をかしげました



薄手の長袖では寒くてカーディガンを羽織り

靴下も、

くるぶしが見える超短い丈の今流行りの靴下はもう終い

厚手の膝までの奴を引っ張り出しました

まだ寒さに体が慣れていません

次女は油断をして半袖Tシャツで寝てしまい風邪気味

きのうあんなに注意したのに・・・

皆さまも どうぞお気を付け下さい

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台風が去った次の朝

あまり見ないきれいな色の朝焼け

ふつうの日の朝を

こんなに慎重に迎えたりしないのに

何かあった後は特別な朝になります



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初めて横浜に暮らし始めたのも

今のような冬の初めでした

あの頃は 子どもも小さく 子育て初心者

知り合いも無く

その上 お寺を開くと決めたはいいが

何から始めてよいものやら全く見当もつかない

若い私たちに 教えてくれる人も無い

おまけに友達と信用した人から

変な噂を流されていると教えられたりして

人も信用できなくて・・・

寒いし 心細いしで今よりずっと寒さの沁みる冬でした




そんな心細い 冬の夕方

結構大きなクール宅急便が届きました

住職とその家族あてに

あるお寺のご住職から

「 湯豆腐セット 」でした

温かな手紙も添えて在りました





話し合ったかのように同じ頃 

九州から関東に進出し

会社を大きくなさった会長から

毛筆巻紙の長い長い激励の手紙をいただきました

墨は薄くすって優しく





お二人ともにたたき上げの苦労をご経験になっておられ

今では雲の上の偉い方となられていますが

あの時の あの手紙と湯豆腐には

心も体も温められました






時が過ぎると何でもかんでも

片っ端から忘れる習性をもつ私も

寒くなってくると 

その時の

人生の先輩方からの心遣いの温かさを思い出すのです

そして 

ふつうにお参りに見える方や

ふつうに笑いあえる有縁のみなさんを

ふつうじゃなかったね・・・

と改めて思いなおすのです




今年も 有り難い季節を迎えます



                              なもあみだぶつ

 
























# by shinwoyorokobu73 | 2016-10-11 16:29 | 季節 | Comments(0)

徒然なる時に

4日間 秋休みだった娘が

久しぶりの登校日を迎えるということで

「 どうか明日の朝 台風警報が出ますように 」と

アホな願いを呪文のように唱えて眠りについていましたが、

そんな不届きな願いなど叶うはずはなく

今朝はトボトボと登校して行きました。

まったくもう・・・

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わたしは本当のことの中で

本当のことに向かって生きているのでしょうねぇ

嘘みたいなホントのことも本当のことでしょうし、

「 うそじゃないです 」と言って嘘をつき、

優しそうな顔でコワいこともする。

コワい顔したおじさんもおばさんも

『時には』優しいこともする。

『時には』凄いこともする。

『時には』なのに 人からは

『いつも』優しいと思われたい。

『ずっと』凄いと言われたい。

ああ、バカな 

え? それって わたし?

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小さい頃

「 臨時休校になりますように 」

娘と同じようにアホなお願いを真剣に阿弥陀様にしておりましたが

阿弥陀様はそんなアホは放っておかれました

そんなアホも だんだん

「 ああそうか、こんなことをお願いするのはアホだな 」 と気が付いてくるのですが・・・

口に出すとアホと思われるに違いないから

口には出さないでおこう

といった程度のこと


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昨日シンちゃんは

テレビで 笊にきれいに並べられている魚を見ながら

「 このお魚は生きてるの? 」 と訊きました

「 いや、死んでいるよ 」 と私が言うと

「 え?!! だって 『 目 』開けてるじゃん!! 」

お魚は瞬きしない・・・ 

お魚は死んでも目を閉じないという本当のことを知った

シンちゃんには驚愕の瞬間だったのでした





自分の勘違いを臆することなく口に出して

ホントのことを知らされて

びっくり仰天するシンちゃん

アホみたいな願いを真剣に思いながら眠りにつく娘

なぜだか 羨ましいことだ





                                   なもあみだぶつ








































# by shinwoyorokobu73 | 2016-10-05 14:53 | こんなこと | Comments(0)

ちょっと一息

お彼岸から1~2週間は行事の多いこと・・・

過ごしやすい季節になりますから

いろいろありますね

「うんうん」と 頷かれる方も多いかもしれません


しかし、今年はこの長々雨雨・・・

お彼岸に北畠先生からお聴きしたばかりなのに

「 またかぁ 」 と 思ってしまう私

最近はあちこちに たくさんできたコインランドリー

山盛りの洗濯物を持っていく時間は無し・・・

お日様さえ顔を出してくださったら

ボロでもふかふかの布団で眠ることも出来るのに・・・

布団乾燥機も布団6枚となるとフル稼働です(お気の毒に)



昨日の日曜日は久しぶりの天気!

干しました! 干しました!

ぜ~んぶ ふかふか ぱりぱりに 干しました

ありがたいことですね



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先週のことになってしまいましたが

今年も 小さな大運動会がおわりました

走る方も 応援する方も がんばりました


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午前中にも 「 雨 」の予報が出ていたので

「 きょうは中止だろうし 」と

のんびり構えていた所へ

校長先生からの 天のメールが ちろちろり~ん♪

『 本日の小学校大運動会は決行いたします

  みなさま 応援の方もよろしくお願いいたします 』

こどもたちは喜び

私は飛び上り

どうにかこうにか

一時間遅れの開会式にすべりこみました

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途中 事故も起こりましたが   ⇈

だぁいじょうぶ だいじょうぶ


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去年の運動会のときにも

紫蘇の花が咲きました

今年は白だけが先に咲きました

これを入れると事故も隠せて綺麗で 一石二鳥 





日の移ろいを感じにくい

忙し忙し世代であります

紫蘇の花のような

ちいさな 「 あ! 」に目が留まると

前のめりの日常に

足の裏を地面につけて立ち止まる時が生まれて

一息がつけます

( 秋は 「 あ!葡萄 」 「 あ!林檎 」・・・食べ物は要注意 )




今朝も また雨

ゴミ出しの帰り

お隣の大きな金木犀から いい香り

ちいさな 「 あ! 」は

目に見えないこともある



                                 なもあみだぶつ
































# by shinwoyorokobu73 | 2016-10-03 12:48 | 子供 | Comments(0)

秋のお彼岸法要へ「 ようこそ 」2016.

朝から大雨のお彼岸法要となりました

警報も出ていた中を 大阪からお越しいただいた北畠先生

「 いや、私よりもお参りの皆さまの足元が大丈夫でしょうか? 」

とご心配くださいました

お優しい先生です

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この度は 雨で車も混みあうからと 

かえって早くからお見えになった方が多くいらっしゃいました



みなさま ようこそ ようこそ

笑顔でお出でくださるのが こんな日はとても嬉しく感じます
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先生は 「 この木々の生き生きした姿。

      『 生憎の雨 』というのは私の身勝手な言葉ですね 」と仰いました


先生のご法話は 

相手の立場を思い そう在りたいと願って生きたいけれども

「 本当に思いきれない 」自分大事なこの身の悲しさと恥ずかしさと

【 かかる者を・・・ 】と

一貫してご自分の事と お話ししてくださいました



聴かせていただいた私は

そこに 恥ずかしさを感じて頭を下げました



少しだけ山形弁の訛りが混じった言葉に

東北の方の慎みや温かさを感じたご法話でした

先生 本当にありがとうございました



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4~5年ぶりにお参りしてくれた

高校生になって綺麗になったAちゃん

すっかり大きくなって 

私は見下ろされてびっくりしました

一緒にお参りしたお父さんの うれしそうな 自慢げなお顔^^



雨の中 遠い所をようこそ



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おはぎを作るのが 最近楽しくなってきました

みなさんのお口に合えばうれしいですが・・・




今年も ありがたいご縁でした




                                  なもあみだぶつ











         



















# by shinwoyorokobu73 | 2016-09-25 07:02 | Comments(0)