この秋の彩りに

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急に冬のような寒さです

お寺は住職と私 仲良く風邪っぴきで

私の方は 今日は声が出ません

電話には娘たちが出てくれているのですが

ご不便おかけしております

じきに治しますので宜しくお願いいたします



今週は 「 お磨きはいつでしたっけ? 」

     「 報恩講前に お庭掃除にいきましょうか?」

とご連絡問い合わせをいただきましてありがとうございました

私が今右手を痛めていますので大変助かります

21日(月)にお磨きを予定しております

24日(木)お掃除に参加できるお方はお願いいたします

昨日 『 西法寺だより 』を発送させていただきました

今日からお手元に届くと思います

そちらにもご案内させていただいておりますので どうぞご覧くださいませ





寒くなってきたおかげで 木々には彩りが出てきて本当に美しい

空を見上げては 大きく深呼吸しています

遠くまでお出かけなさる皆さんも

お家の庭を愛でる皆さんも

いつもの散歩道をさくさくと歩く皆さんも

秋の彩りを目になさっていることでしょう

きれいですね

何事も無かった方も 何事かおありであった方も

共に 心いやされる季節 ありがたいことです


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   《  西 法 寺 報 恩 講 》

    11 月 27 日 (日) 13 時 30 分 ~ 15 時 30 分

    講 師    福 田 康 正 師  ( 山口県 専福寺 ) 


2年ぶりにお出でいただくことを楽しみにしておりました

山口弁があたたかく 力強いご法話です

どうぞ皆さまも 楽しみにお参りくださいませ




                                      なもあみだぶつ



















# by shinwoyorokobu73 | 2016-11-12 12:52 | 季節 | Comments(0)

報恩講で灯を

昨日の雨もちょうど良いお湿り程度で

今朝は秋晴れ

今年も雨が続き 災害が多い年でしたから よけいほっと感じます


秋と言えば方々で

菊花展など華々しい展覧会が行われているけれど

我が庭隅には

昨年 お仏華につかった小菊が

他の花が萎れても元気な葉っぱをしていたので

指して放っておいたら

「 あれ? 葉っぱ? 」

「 あれ? 蕾? 」

と言う間に ちいさな花をいっぱいに咲かせています

ろくに世話もしなかったのに 健気な子です

おかげで朝のゴミ出しの出入りが清々しい

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ちょっと前までは

菊なんて見慣れ過ぎて何とも思わなかったのに

最近はこんな風に

庭先や畑の隅に植えてある

ちいさな菊が 

妙に 気にかかる



ちょうど わたしの母が

私くらいの年の頃

「 私が死んだらお墓の傍に コスモスの花ば 植えて欲しかぁ 」

と言ったことがある

私はプッと吹き出し 母はムッとした




なんでこんなことを憶えているか

そう、私の母にコスモスは

あまりにも似合わなかった

あの頃の母は あの頃の私から見たら

まるで 野あざみ

雨にも負けず 風にもびくともしない

踏まれても枯れそうになく

好きなように枝葉を伸ばし 

下手に触ると痛い

そんな人だった





ちなみに 

母は今も元気に生きて居り

やっぱり 元気な がばいばあちゃん坊守だ

が、昔を知る私としては

帰るたびに見下ろす肩が丸く小さく感じられるにつれ 

「 やっぱり 植えるのは あざみ じゃなくて コスモスにしようね 」

と思うようになった




「 人ってどんな人も老いていくんだなぁ 」

一番近い人間 『親』というのは

一番大切なことを教えてくれる

一番怖いと思う事を

一番目を逸らせたい事を



私も 死ぬんだ



ただ、幸いなことに

母には死んだ先が 「往く所」と決まっており

死ぬんじゃなくて 「往く」 「参らせてもらう」と成っている

自分の内に灯をいただいたおかげで 

小さくなろうが トボトボなろうが

迷いなく 任せて 往く 

灯を頼りに 一日一日を堂々と歩く

頼もしい先達の後ろ姿よ

 


そうそう、 そんな母に付き合ってきた

しゃべらないが我慢強い いや、感謝しているであろう 父

彼は 何の花が好きだろう?

聞いたことが無い

一度、好きな女優さんは 「 八千草薫 」と聞き

私はプッと吹き出し 母にジロリと睨まれた

いい勝負の夫婦である


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「 俺は 野に咲く名も無い花のように生きていきたい 」

私の傍らに座る住職は言う( 爆笑 )

打ち上げ花火みたいな人が・・・

私の傍には いつも こんな人ばかり

灯を頼りに往く先の決まった人の 老いの道は

皆 安心の そのまんまの姿  

同じそのまんまでも

色即是空の まんまの 『 色 』 ではなく

一周まわった 空即是色の 『 色 』 のよう

何だか違うが 言葉で言えない 表せない 

同じなようで 大違い

避けて歩きたかったであろう 老いの道が

聴けば聴くほど 広々とありがたい道となる   





大切なお知らせが最後に成ってしまい申し訳ございません


本年の 報恩講法要は (初めてのお方は法話会と思ってください)


   11 月  27 日 ( 日 )  13 時 30 分 ~
                     15 時 30 分 頃


    講師   福 田 康 正 師  ( 山口県 専福寺 )


山口の方言が温かな 力強いお取次ぎをしてくださいます

お忙しい中を 2年ぶりにお越しいただきます



ただ、何の縁(よすが)も無く 老いていくのは誰でも心細いものです

生きる縁となり灯となる ご法話に どうぞどうぞお参りくださいませ



                              なもあみだぶつ







                           















                                






















# by shinwoyorokobu73 | 2016-11-02 13:33 | 行事 | Comments(0)

手のしごとに

「 これはね そ~っと開けないとね

  葉っぱが ばらばら~って落ちてしまうからね 」

お参りに来てくださったご門徒の方に

シンちゃんが説明しています

( 前の日に自分がおかあさんから 言われたのと同じ言葉^^)

「 へ~ そうなの 葉っぱが出てくるのね~ 」

ご門徒のみなさんは シンちゃんの素晴らしい相手役 ありがとうございます

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まだお会いしたことが無い 東京の坊守さんから

贈っていただいた葉っぱのチョコレート

2度目ですね

長女は初めていただいた年

あんまりかわいいから その年のバレンタインデーの

『 友チョコ 』 はこれにしたのでした

季節に似合ったかわいいチョコ  ありがとうございます

いつか お互いにもう少し落ち着いてから

お会い出来る日が来たらいいなぁと思います


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今週は ばたばたと ご門徒の方のお店に行ってきました

実は昔から詳しくは無いけれど 布を見るのが大好きな 私

「米沢のおもしろい織物が来ている」と

一か月ほど前にご案内をいただいていたのを気にして居ながら

終に今週で終っちゃう!と駆けつけたのでした

米沢と言えば米沢織が袴生地で有名ですが

今回の織物はそれとは違うようです

「わらび」や「ぜんまい」の綿を紡いで糸にして織った

暖かくて軽く水を通しにくい何とも言えない布

商家の和紙の台帳を細く細く裂いて織った 紙布

( 上の巾着の写真が紙布 黒い点が墨の色 赤い点が朱墨の色 )


今は布と言えば 掃いて捨てるほどありますが

これは とてもとても 捨てられないくらいの手が掛けられています

展示は残念ながら明日29日(土)までです

お時間のある方は 桜台ですからお散歩の途中にでも是非覗いてみてくださいませ

ギャラリー瑠璃門  青葉区桜台4-48
              ℡ 045-981-0834
              open 11:00~18:00


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秋明菊も もうすぐ終い


もう 今年も報恩講の季節です

地方では 各ご門徒のお宅で『 おとりこし 』の季節ですね

手が掛けられ願いがつまった 六字のご恩をお聴かせいただく季節です

寒くなるけれども 温かい思いの季節です


                               なもあみだぶつ











# by shinwoyorokobu73 | 2016-10-28 12:26 | 季節 | Comments(0)

歌声の秋

「 いい日 」 というのは人によって違うんだと

判ってはいるものの

こんな空のきれいな 空気の澄んだ日には

熊本で ご心配を胸に抱えた方々にも

「 ああ、きょうは気持ちがいいね 」 

そんな日であったら いいなと思います



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例年 この時期には中学生の合唱コンクールがあります

昨年は中学校の保護者の役員をしていて

「 中学生の歌に親が一日掛かり付き合うなんて・・・ 」

半ば(失礼にも)しぶしぶ参加したのでしたが




はまって(嵌って)しまったのです





中学生たちの声の美しいこと

男の子も 女の子も

成長著しい人たちの真剣さの鋭いこと

今の中学生たちのピアノ伴奏のテクニックの凄さ

先生も真っ青なくらい みんな上手い!

最近の若い者は・・・ 

「 かっこいい 」 





わたしは 今年は進んでPTAコーラスに手を挙げて参加して

何故だか子供たちの 「  COSMOS 」の歌声に 

涙腺が壊れ 涙 涙

「 西村さん 最初からハンカチ出してたね^^ 」って笑われる始末

どうしちゃったんでしょ






あの子達は3年間という

終わりを感じながら

歌ったり 笑ったり 恋をしたり ケンカしたり 悩んだり

ふざけてそうで 真剣に生きているようです






大人になると

カラオケで いい点数を出すことだけを目的に歌うように

仕事をしたり

人と話したり

仲良くしたり

どこかへ行ったり

そこそこ上手くやれるようになります





自分のまま

ほんとうに笑って

ほんとうに腹が立って

ほんとうに喜んで

ほんとうに涙を流して

ほんとうに うなづいて



彼女 彼らの 真剣な歌声を聴くと

痛いけれど いいな と思うのです


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我が、 まま、 いっぱいに生きている

中学生を うらやましくも思うけれど





いつのまにやら

中学生やら 高校生のお母さんになってしまっていて

立派に大人の一人になっている自分。

ぼんやりと自分の今生の終わりを

感じられる年を得はじめて

なんでもない 只の いい天気の日

外にレジャーシートを敷いて

草取りした後 みんなで海苔おにぎりをほおばる

そんな時にも 満ち足りる

中学生とはまた違った

今のわたしの 終わりを感じながら歩く歩き方




遠くを夢見て 

何かに成りたくてがんばった日も

よかったけれど 

今 遠くを夢見る人たちを

恥ずかしいような 眩しいような

頼もしく思いながら

眺められるようになり、

なんでもない今の自分の在り様を

そのまんまストレスなく受け入れられるようになった

これは 思いの外

いいもの





今の 自分を知っても

もう「嫌だ」と逃げたくならない

これも

年を重ねる 有り難さの一つなのでしょう




                               なもあみだぶつ



































































































# by shinwoyorokobu73 | 2016-10-16 17:41 | 子供 | Comments(0)

寒さに思い出すのは

「 今年一番の冷え込み 」

なんて言葉を10月の今頃 

去年も言ってたかなぁ

今朝の天気予報を聞きながら首をかしげました



薄手の長袖では寒くてカーディガンを羽織り

靴下も、

くるぶしが見える超短い丈の今流行りの靴下はもう終い

厚手の膝までの奴を引っ張り出しました

まだ寒さに体が慣れていません

次女は油断をして半袖Tシャツで寝てしまい風邪気味

きのうあんなに注意したのに・・・

皆さまも どうぞお気を付け下さい

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台風が去った次の朝

あまり見ないきれいな色の朝焼け

ふつうの日の朝を

こんなに慎重に迎えたりしないのに

何かあった後は特別な朝になります



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初めて横浜に暮らし始めたのも

今のような冬の初めでした

あの頃は 子どもも小さく 子育て初心者

知り合いも無く

その上 お寺を開くと決めたはいいが

何から始めてよいものやら全く見当もつかない

若い私たちに 教えてくれる人も無い

おまけに友達と信用した人から

変な噂を流されていると教えられたりして

人も信用できなくて・・・

寒いし 心細いしで今よりずっと寒さの沁みる冬でした




そんな心細い 冬の夕方

結構大きなクール宅急便が届きました

住職とその家族あてに

あるお寺のご住職から

「 湯豆腐セット 」でした

温かな手紙も添えて在りました





話し合ったかのように同じ頃 

九州から関東に進出し

会社を大きくなさった会長から

毛筆巻紙の長い長い激励の手紙をいただきました

墨は薄くすって優しく





お二人ともにたたき上げの苦労をご経験になっておられ

今では雲の上の偉い方となられていますが

あの時の あの手紙と湯豆腐には

心も体も温められました






時が過ぎると何でもかんでも

片っ端から忘れる習性をもつ私も

寒くなってくると 

その時の

人生の先輩方からの心遣いの温かさを思い出すのです

そして 

ふつうにお参りに見える方や

ふつうに笑いあえる有縁のみなさんを

ふつうじゃなかったね・・・

と改めて思いなおすのです




今年も 有り難い季節を迎えます



                              なもあみだぶつ

 
























# by shinwoyorokobu73 | 2016-10-11 16:29 | 季節 | Comments(0)