お掃除の後に 『 他力 』 の話し

いそいそと ちょっとずつ ちょっとずつ

報恩講の準備中です

今週は地震もあり、

広島のお寺さんで報恩講のお説教の予定があった住職は

行けるかな?と少しヒヤリといたしましたが

おかげさまで、無事にお取次ぎさせていただけたようです

広島の皆さま お世話になりました

帰って来ては 突然この初雪

なんだか落ち着きません

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外の掃除の予定も雪の為一日延ばして次の日に。


毎日こんな感じで車にまで雪のように葉っぱが降って来ます

なので雪の後のお掃除はたいへん!

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今日はお手伝いくださったおかげで

随分はやくきれいにお掃除できました

本当にありがとうございました

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日に日に葉の色が変わる様子は本当にきれいで

掃除はたいへんですが

何だか 満たされた気持ちになります

( ですから家の中の事は考えないようにして目をつぶります )



きょうのお掃除は

終わってからが長くなって・・・

終わって本堂でお茶を飲みながら

いろんな話しに花が咲き



皆さん聴き上手なので

仏教話しが広がること 広がること



 住職 「 奥さん泣かして浮気しておる男がいるとするでしょ。

      すると 『 なんちゅう悪い旦那やろう、奥さんはかわいそうに 』 と

      思うでしょう? 私たちは。

      でも、 『 隣の男は人を殺した 』 というと、

      『 浮気くらいの男でよかったね 奥さん 』 って言いたくなるでしょ。

        この世で興った出来事は

        本来 善いも悪いも無いのに

        私の脳みそは勝手に 『 善と悪 白と黒 』 をつけたがる

        そこに 怒りや 争いが沸き起こってくる。

        その苦しみの元 (分別する心) を

        『無くしていこう』  というのが仏教で、

        親鸞聖人はそれを  『他力』  によって

        煩悩を抱えたまんま

        実現していく道を示してくださったんですよ 」


 Hさん 「 それは、どこに書いてあるんですか? 」

  
 住職  「 それはねぇ ここの(お聖教の) 」 

      ~~~~~話はどんどんどんどんつづく~~~~



  

  住職 「 『 山が見える 』って私達日本人は言うじゃないですか

        これね、英語には訳せないんですよね  

        英語では 『 私が山を見ている 』 なら訳せるんですけどね 」


  Tさん 「 でも、仏教は外国人の方が理解が早いって聞きましたよ

        日本人の感性が分からなくても

        仏教は伝わるんですねぇ 」


   私  「 そうなんですか?! 

        実は 私もそうじゃないかなぁって思っていたんですよ。

        私は特に若い頃、

        人に気を遣って本当の気持ちを言わなかったんです。

        (その方が損しませんからね)

        そうやって『 いい人 』ぶってるうちに

        自分の本当の気持ちが はっきりわからなくなってたんですよ。

        日本人には私みたいな人多いんじゃないかなぁ

        きっと教えから遠くなりますよね

        いい人ぶってる人間には すべてが他人事ですもん

        でも、外国の方達は 『 私は(が) 』からしか

        物を見ないと言いますから 

        仏のお目当てはこの 『 私 』だけですもんねぇ

        だから 仏教的には確かに彼らの方が解決が早いはずですねぇ 」

     ~~~~~~~話は展開して つづくつづく~~~~~~


難しいことはおもしろく

簡単なことは深く

いろいろとお話ししているうちに

辺りは夕暮れ

お掃除は3時前に終わっていたのに

お帰りは5時前となりました  

皆さんお疲れ様でした

寒い中を 本当にありがとうございました



  《 2016.西法寺報恩講 》

   11 月 27 日 (日) 13:30 ~ 15:30

   講 師   福 田 康 正 師 ( 山口県 専福寺 )


いよいよ明日報恩講でございます

福田先生遠い所をご足労おかけいたします

楽しみにお待ち申し上げております



お参りの皆さま

随分寒くなってまいりました

どうぞ お気をつけてお参りくださいませ

温かなご法話をいただきましょう

お待ちしております


                             なもあみだぶつ

                                   








# by shinwoyorokobu73 | 2016-11-26 06:45 | | Comments(0)

お磨きがおわり

ちょっと暖かな雨の「 お磨き 」日和

お集まりいただいてありがとうございました

お蔭さまで 仏具もピカピカになり

今年も美しく報恩講をお迎えする準備万端であります


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今年は平日に行いましたので

子どもたちの参加は無しでしたが 

静かにおしゃべりしながら

あっという間に終わりました

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「 裏側の光り具合がねぇ・・・」

皆さん よくよく確かめながら丁寧に磨きます


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大物の 菊のお輪灯をいつも黙々と磨いて下さるHさんご夫婦

さすが! 今年もぴっかぴか おつかれさまでした

本当に ありがとうございました

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磨いた お仏具を元に戻す際

「 さて、この皿はこの上だったかな?いや、こっちが上だった 」

「 あら?留め具は通らない 」

いつも 見ているはずのお飾りを 

どうも細かい順番までは覚えていなくて

手間取ってしまいます



私が

「 毎日見てわかっていたつもりでいたのに 

  私の目ん玉はほとんど見えとらんようやねぇ 」と言うと

隣にいたGさんの奥さんが

「 そうよねぇ 私は立派に全部見えとるつもりでおるんよねぇ

  ご法話で言われる通りよねぇ

  だからご法話はいいねぇ そうだなぁと思うことが日頃もよくあるんよね

  ありがたいねぇ 」 

と うつむきながら優しい顔で仰いました

ほくほくとした思いが胸にひろがりました



46歳の私も 70ウン歳のGさんも生きた時間は違えども

自分の味わいの中で ご法話をいただいて過ごしているようです

焦ったり 羨んだり 悔やんだり 威張ったり

人の中にどっぷりと浸かって生きていると

なかなかそんな自分を見つめることはありませんし

「見つめてどうするんだ」と考えることもあるでしょう

勝ち負けの癖がついたこの頭は

「 こんな私 」と思うこと自体負けと考えるかもしれません




しかし 長年聴きつづけた皆さんのご様子を拝見するに 

大違いなのです

「 こんな自分 」を聴いて生きてきた皆さんは

柔らかに しなやかに とっても軽やかに強いのです

苦しみも 悲しみも 溶けて 優しいのです

ご法話を聴かせていただくということは

阿弥陀様から このように育てられていくことなのでしょう





  《2016年 西法寺 報恩講》

   11 月  27 日 (日) 13:30 ~ 15:30

   講 師    福 田 康 正 師  ( 山口県 専福寺 )

    * はじめてお越しの方は 法話会とお思い下さい


寒くなってまいりました

どうぞ 体調にはお気を付けくださって

お誘いあわせの上お参りくださいませ


                                 なもあみだぶつ

















# by shinwoyorokobu73 | 2016-11-23 10:45 | | Comments(0)

この秋の彩りに

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急に冬のような寒さです

お寺は住職と私 仲良く風邪っぴきで

私の方は 今日は声が出ません

電話には娘たちが出てくれているのですが

ご不便おかけしております

じきに治しますので宜しくお願いいたします



今週は 「 お磨きはいつでしたっけ? 」

     「 報恩講前に お庭掃除にいきましょうか?」

とご連絡問い合わせをいただきましてありがとうございました

私が今右手を痛めていますので大変助かります

21日(月)にお磨きを予定しております

24日(木)お掃除に参加できるお方はお願いいたします

昨日 『 西法寺だより 』を発送させていただきました

今日からお手元に届くと思います

そちらにもご案内させていただいておりますので どうぞご覧くださいませ





寒くなってきたおかげで 木々には彩りが出てきて本当に美しい

空を見上げては 大きく深呼吸しています

遠くまでお出かけなさる皆さんも

お家の庭を愛でる皆さんも

いつもの散歩道をさくさくと歩く皆さんも

秋の彩りを目になさっていることでしょう

きれいですね

何事も無かった方も 何事かおありであった方も

共に 心いやされる季節 ありがたいことです


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   《  西 法 寺 報 恩 講 》

    11 月 27 日 (日) 13 時 30 分 ~ 15 時 30 分

    講 師    福 田 康 正 師  ( 山口県 専福寺 ) 


2年ぶりにお出でいただくことを楽しみにしておりました

山口弁があたたかく 力強いご法話です

どうぞ皆さまも 楽しみにお参りくださいませ




                                      なもあみだぶつ



















# by shinwoyorokobu73 | 2016-11-12 12:52 | 季節 | Comments(0)

報恩講で灯を

昨日の雨もちょうど良いお湿り程度で

今朝は秋晴れ

今年も雨が続き 災害が多い年でしたから よけいほっと感じます


秋と言えば方々で

菊花展など華々しい展覧会が行われているけれど

我が庭隅には

昨年 お仏華につかった小菊が

他の花が萎れても元気な葉っぱをしていたので

指して放っておいたら

「 あれ? 葉っぱ? 」

「 あれ? 蕾? 」

と言う間に ちいさな花をいっぱいに咲かせています

ろくに世話もしなかったのに 健気な子です

おかげで朝のゴミ出しの出入りが清々しい

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ちょっと前までは

菊なんて見慣れ過ぎて何とも思わなかったのに

最近はこんな風に

庭先や畑の隅に植えてある

ちいさな菊が 

妙に 気にかかる



ちょうど わたしの母が

私くらいの年の頃

「 私が死んだらお墓の傍に コスモスの花ば 植えて欲しかぁ 」

と言ったことがある

私はプッと吹き出し 母はムッとした




なんでこんなことを憶えているか

そう、私の母にコスモスは

あまりにも似合わなかった

あの頃の母は あの頃の私から見たら

まるで 野あざみ

雨にも負けず 風にもびくともしない

踏まれても枯れそうになく

好きなように枝葉を伸ばし 

下手に触ると痛い

そんな人だった





ちなみに 

母は今も元気に生きて居り

やっぱり 元気な がばいばあちゃん坊守だ

が、昔を知る私としては

帰るたびに見下ろす肩が丸く小さく感じられるにつれ 

「 やっぱり 植えるのは あざみ じゃなくて コスモスにしようね 」

と思うようになった




「 人ってどんな人も老いていくんだなぁ 」

一番近い人間 『親』というのは

一番大切なことを教えてくれる

一番怖いと思う事を

一番目を逸らせたい事を



私も 死ぬんだ



ただ、幸いなことに

母には死んだ先が 「往く所」と決まっており

死ぬんじゃなくて 「往く」 「参らせてもらう」と成っている

自分の内に灯をいただいたおかげで 

小さくなろうが トボトボなろうが

迷いなく 任せて 往く 

灯を頼りに 一日一日を堂々と歩く

頼もしい先達の後ろ姿よ

 


そうそう、 そんな母に付き合ってきた

しゃべらないが我慢強い いや、感謝しているであろう 父

彼は 何の花が好きだろう?

聞いたことが無い

一度、好きな女優さんは 「 八千草薫 」と聞き

私はプッと吹き出し 母にジロリと睨まれた

いい勝負の夫婦である


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「 俺は 野に咲く名も無い花のように生きていきたい 」

私の傍らに座る住職は言う( 爆笑 )

打ち上げ花火みたいな人が・・・

私の傍には いつも こんな人ばかり

灯を頼りに往く先の決まった人の 老いの道は

皆 安心の そのまんまの姿  

同じそのまんまでも

色即是空の まんまの 『 色 』 ではなく

一周まわった 空即是色の 『 色 』 のよう

何だか違うが 言葉で言えない 表せない 

同じなようで 大違い

避けて歩きたかったであろう 老いの道が

聴けば聴くほど 広々とありがたい道となる   





大切なお知らせが最後に成ってしまい申し訳ございません


本年の 報恩講法要は (初めてのお方は法話会と思ってください)


   11 月  27 日 ( 日 )  13 時 30 分 ~
                     15 時 30 分 頃


    講師   福 田 康 正 師  ( 山口県 専福寺 )


山口の方言が温かな 力強いお取次ぎをしてくださいます

お忙しい中を 2年ぶりにお越しいただきます



ただ、何の縁(よすが)も無く 老いていくのは誰でも心細いものです

生きる縁となり灯となる ご法話に どうぞどうぞお参りくださいませ



                              なもあみだぶつ







                           















                                






















# by shinwoyorokobu73 | 2016-11-02 13:33 | 行事 | Comments(0)

手のしごとに

「 これはね そ~っと開けないとね

  葉っぱが ばらばら~って落ちてしまうからね 」

お参りに来てくださったご門徒の方に

シンちゃんが説明しています

( 前の日に自分がおかあさんから 言われたのと同じ言葉^^)

「 へ~ そうなの 葉っぱが出てくるのね~ 」

ご門徒のみなさんは シンちゃんの素晴らしい相手役 ありがとうございます

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まだお会いしたことが無い 東京の坊守さんから

贈っていただいた葉っぱのチョコレート

2度目ですね

長女は初めていただいた年

あんまりかわいいから その年のバレンタインデーの

『 友チョコ 』 はこれにしたのでした

季節に似合ったかわいいチョコ  ありがとうございます

いつか お互いにもう少し落ち着いてから

お会い出来る日が来たらいいなぁと思います


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今週は ばたばたと ご門徒の方のお店に行ってきました

実は昔から詳しくは無いけれど 布を見るのが大好きな 私

「米沢のおもしろい織物が来ている」と

一か月ほど前にご案内をいただいていたのを気にして居ながら

終に今週で終っちゃう!と駆けつけたのでした

米沢と言えば米沢織が袴生地で有名ですが

今回の織物はそれとは違うようです

「わらび」や「ぜんまい」の綿を紡いで糸にして織った

暖かくて軽く水を通しにくい何とも言えない布

商家の和紙の台帳を細く細く裂いて織った 紙布

( 上の巾着の写真が紙布 黒い点が墨の色 赤い点が朱墨の色 )


今は布と言えば 掃いて捨てるほどありますが

これは とてもとても 捨てられないくらいの手が掛けられています

展示は残念ながら明日29日(土)までです

お時間のある方は 桜台ですからお散歩の途中にでも是非覗いてみてくださいませ

ギャラリー瑠璃門  青葉区桜台4-48
              ℡ 045-981-0834
              open 11:00~18:00


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秋明菊も もうすぐ終い


もう 今年も報恩講の季節です

地方では 各ご門徒のお宅で『 おとりこし 』の季節ですね

手が掛けられ願いがつまった 六字のご恩をお聴かせいただく季節です

寒くなるけれども 温かい思いの季節です


                               なもあみだぶつ











# by shinwoyorokobu73 | 2016-10-28 12:26 | 季節 | Comments(0)