頭を下げてくれて ありがと

蒸し暑くて 家族はあまり食がすすみません

皆さまはいかがですか?



お寺の小さな畑にはトマトとピーマンとゴーヤが 生り始めています

実は小さくても自分で育てた野菜はおいしいものです

グリーンカレーにして野菜をたっぷり使いましょうか

なあんて、小さい子供たちは食べないので作ったこと無いのですが

この蒸し蒸しする夏の日には

最近流行りの苦辛酸っぱいサラッとしたグリーンカレーのようなものを食べたくなってきますね








今日のご法事では

初めてお参りした時は赤ちゃんだったのに

頼もしい小学生に成長した兄弟くん達が来てくれました

お兄ちゃんはもうじきお母さんの背を追い越しそうです





お母さんは、あなた達のおばあちゃんが亡くなってすぐにおじいちゃんと二人でお参りに見えたのですよ

まだ、その時は結婚もされていなくて可愛いお嬢さんだった

このお寺も まだお寺ではなくて鴨志田の『 青葉布教所 』と呼ばれていた頃で

我が家にも下の二人はまだ生まれておらず 4人家族の時でした

あなた達のおじいちゃんが 初めて西法寺(青葉布教所だった)に来たときには「 宗教は結局みんな同じですよね 」なんて言う人でした

おばあちゃんが亡くなるまでご法話を聴いたこともなかったそうですから、そう思っても仕方がなかったと思います

お寺を基本的に信用していない人でしたが

裏心の無い正直な方でしたから私は好きでした

(お寺が嫌いだったから お寺っぽく無い私たちの所を訪ねて見えたのですね)

あなた達のおじいちゃんが亡くなって

一人娘だったあなた達のお母さんは 両親がいなくなってしまいました

自分の家族がなくなるということは

本当に寂しく心細いことだろうと思います







今 ご法話が好きではなかったはずのおじいちゃんが

亡くなって釈○○と名を変えて 

あなた達家族を お寺に足を運ばさせて 

あなた達に 経を読ませ 仏の法に触れるご縁をくださっているということは

私にはとても不思議に思えます 

おじいちゃんが生まれて 生きて 死んでみせてくださり 

死した今は 仏さまとなって 

人間に生れて 生きて 死を迎えるということは 「 死んだらお終いではないのだ 」

ということを見せてくださっているようです








二人とも お父さんとお母さんのお育てのおかげで いつも 本当にまじめに住職の話しを聞いてくれますね

なので「 お家に帰って食べてね 」と

じゃがりことチョコのお菓子を お寺のおばちゃんから少しばかり手渡させてもらいました

お兄ちゃんは礼儀正しく「 ありがとうございます 」と答えてくれましたが

弟君はお菓子にくぎ付けで ありがとうございますなんて言う余裕もなく・・・^^








「 さようなら 水泳がんばってね 」

声をかけると お兄ちゃんは 「 はい 」と返事

弟君はそのままお菓子の袋を胸に抱いて そそくさと出る所を

「 ハッ 」と思い返して振り返り 

足をそろえて坊主頭のてっぺんを見せながら 嬉しそうにお辞儀をして出ていきました







お兄ちゃんは あんまり失敗はしないだろうなぁ

弟君は 失敗は 結構するんだろうなぁ

でも きっと たくさんの人に愛されるだろうなぁ







二人とも 今日はお参りしてくれてありがとう

お菓子をよろこんでくれてありがとう

またね




                                                   なもあみだぶつ 






# by shinwoyorokobu73 | 2017-08-02 14:33 | こんなこと | Comments(0)

今日 出来ることに

あっという間に夏休みです

蝉の鳴き声とともに朝がきます




今年は体力が落ちてきたのか

外に出ての草取りや 境内掃除が今までのようにさっさと出来ません・・・

小学校の夏休み初日にあった

保護者主催の『 お楽しみ会 』の疲れがまだとれないのかしら・・・






地元のおじさんが「 手作り飴 」をいつも作ってくださいます

とっても綺麗な飴ちゃんが出来ました

ハッカの味は子供達にはあまり人気がありませんが

私は好き




私は『ボディーペインティング』と『ダーツ』のブースを担当

ネイルアートに使うラメを入れてみたら?

というママのアイデアで ワンランク上のペイントになりました

肩にペイント ほっぺにペイント

女の子も男の子もおしゃれで楽しくて 何回も来てくれました

盛り上げ上手なお父さんもお手伝いに来てくださって『ダーツ』も大盛り上がり

疲れたけれども 完全燃焼でした


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昨日のテレビで大雨の被害を受けられた朝倉市の『志波柿』農家の方達が

重機を手配して 自主的に畑までの農道の土砂を取り除いておられました

「早くどうにかして欲しい」と 愚痴が出てもおかしくはないのに

「 せっかく残った柿だから よろこんで食べてくれる人がいたら届けたい 」

汗だくで そうおっしゃっていました






これからお盆も来るし

夏祭りのお手伝いもありますが

暑い 暑い言ったら申し訳ない気がします

私は 私の場所で 今日出来ることに心と体力を傾けたいと思います


                                                  なもあみだぶつ











# by shinwoyorokobu73 | 2017-07-28 17:01 | 季節 | Comments(0)

うつりにけりな 今日の空 

朝から風が吹き

今日は少し凌ぎやすいかと思いきや

やはり 昼間はたいへんな暑さ

一瞬スコールのように雨が通り過ぎました



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すると 久しぶりに虹

娘にスマホで撮ってもらい

ちょっと小さくて残念ですが とても きれいでした




光って七色なんですね

普段自分の目で見ようと思っても 見る事のできない色

見えないけど あるんですねぇ








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今年、飯塚の親戚のお寺で

先代住職であった 西法寺住職から言うと(母方の)祖父のご法事がありました

その折 綺麗に縫った刺し子の布巾を持たせてくださいました

チューリップの柄と もう一枚はその季節だった桜の花の







仏さまに姿を代えられた おじいさまのご縁に動かされて

住職は 飛行機に乗って 飯塚へ

飯塚M寺の皆さんは 同じ おじいさまのご縁に動かされ

ちくちくと針を動かして 親族が来るのを待ってくださったんですね 







「 仏さまっているの? 」

子どもたちは訊きます

「 いらっしゃるよ 」

目に見ることはできないけれど

自分では 思いもしないことを思い

何も無ければ しそうも無いことをする時

やっぱり そう 感じます



                                  

                                   なもあみだぶつ





 






# by shinwoyorokobu73 | 2017-07-15 10:56 | 季節 | Comments(0)

7月の法話会・2017

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暑いですねぇ

言っても言わずも同じことですが

つい口をついてしまいます

すみません



昨日の7月の法話会は

予想では最高気温36℃・・・

皆さま ほんとうに ようこそお参りくださいました

そして、山下先生もご遠方を

ニコニコと 気持ちよくお越しくださいましてありがとうございました


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「 ご本山でずっと伝灯奉告法要の仕事をしとって忙しいでなぁ

  お説教に出たぁでたまらんかったんよ

  布教使が布教に出られんのはストレスやったんじゃ 」


先生も本願寺でだんだん偉いお方になってしまわれて

西法寺に来ていただけなくなるんじゃぁなかろうか

心配しておりましたが

ご法話をしたくてたまらないご様子でいらっしゃって

ありがたいことでした


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「 あなた達は ご門主様のお書きになった

  『 ありのままに ひたむきに 』は読まれましたか?

  読んだ。そう。初めて読んだ方には難しい所もあったでしょ

  私の友達に○○癌で余命数か月と宣告されたのがおって

  彼は1か月の内に3回も読んだそうですよ 


  
  あなた、3回読みましたか?

  私はまだ1回しか読んどらんのですよ

  その違いはどこから来とると思います?




  『 自分のいのちって何なんやろう?

    どうなるんやろう? 』

  彼は自分の命に真剣さが違って来とるんです

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 」

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  


お説教をこうやって文字で表すことは

私には難しいことですが

皆さんが「 お参りさせていただいてよかった 」と頭を下げてお帰りになる

お説教の後というのは

いつも 皆さんに 何とも言えない余韻が残ります




以前 京都の職人さんに

「 本当の漆のお仏壇と

  漆のように見える混ぜ物をしてある 漆のお仏壇とは

  なんだか・・・何かが違うんですよね 」 というと


「 それが 一番の褒め言葉です 」 と仰いました





付け焼刃であっても ご法話っぽく立派で正しく話すことはできると思いますが



日常の出来事を

仏法に照らして受け止められて 

「 みなさんそうでしょ? 」と通常の世渡りの内に

私たちが隠している本音の所を ポン!とご自分の日常から語られると

「 (先生もそうなんですか?!)はい。実はそれがホントの私でございます 」 

と頷かずにはいられません

共に笑いあえます 

そして素直にお念仏申すことができます

このやっかいな私にこそ と 

届いている光を感じられます  ようこそ ようこそ 
  

  


ご門徒(人)がお好きなんだろうなぁと思うお人柄であります

先生には 今年もありがたいご法話をいただきました

ありがとうございました







蛇足ですが

昨日は西法寺の住職の誕生日でした

1日違いの今日は山下先生のお誕生日だとお聞きしました 

「 1日来るのが早かったの~ 」の言葉に皆さんドッと笑いがこぼれておりました




一回りほど違う 

二人の住職の一日違いの誕生日を知った皆さんは

「 どうりで何だかお二人似ていらっしゃる 」

なんて言われていました

確かにバスケットボーラ―だったところとか

ゼミの先生も同じだったとか

「 ええ~! 」という事の多い 

よく似たお二人

ご縁がありました

山下先生 また どうぞ宜しくお願い申し上げます

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                                  なもあみだぶつ


# by shinwoyorokobu73 | 2017-07-10 18:22 | 行事 | Comments(0)

暑いですが 7月の法話会です

九州では想像を超える雨の為

たいへんな思いをなさっています

どこが川なのかわからない濁流が

テレビに映るたびにどきどきと動悸が早くなります




知り合いの坊守さんのご実家のお寺さまが朝倉市にあります

たくさんのご門徒方や

お寺の皆さんのお顔が目に浮かんで

胸がいたみます






お参りの皆さんとも

どうしてもこの話になります

「 いつ、どこで起こってもおかしくないくらい

  最近は天候が激しくなりましたね 」

と私が言いますと、



ご年配の方ほど

「 本当に。いつどこで起こるかわかりません。」

真っすぐに私の目を見返して 真剣にそう仰います

言った私の方が ドキリとします


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若いと 私も

「 まさか 私に(が) 」 と何事もたかをくくっていました 

( 今もかすかに思っています )

もっと言うと

本当のことなんか言う人には

腹が立ちました








年を重ねて多くの事実を目にし、耳にし、

多くのご縁の方を見送ってこられた ご年配の方は

ほんとうの 自分にも起こる出来事や

ほんとうの 自分の心の在り様を 

「 まさか 私に(が) 」

とは思われなくなった方が多いように思います

物事の受け止めようが深いのです

そのような皆さんとお話しをさせていただくと 

私の浅い受け止めを 恥ずかしく思います






年を重ねるという事は

真面目に 本当のことに 

耳を傾けることが出来るようになることのようです

今 私には それが とてもかっこよい姿に見えます

じっくりと受け止められるのは強さだなぁと思います







むかし、深川和上さまに

ある お嫁に来たばかりの若坊守さまが

「 どうしたら 若い方がお寺にお参りに来てくれるようになるでしょうか 」

とお訊きになりました







すると和上さまは

「 若いもんが来るようになる心配をするよりも

  年寄りが来んようになることの心配をなさい 」

と仰いました



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犬も 猫も 虫も 私も

必ず終えていく命を 今 生きています





最近 本当のことを 

静かに じっくり 

なるほど! そうか!と

心の真ん中に聴かせていただくことは

人生の体幹を鍛えることのような気がしています






「 ああ~ 暑い! 」と

こんなに暑いと 何でも放っておきたくなりますが

どうぞ どうぞ 足をお運びくださいませ

こんなに暑い時に

わざわざ足をお運びになって

お聴かせいただくご法話は

身に沁みて聴こえてくださるものと思います






  《 7 月 の 法 話 会 》

   日 時    7 月 9 日 (日)  13 時 30 分 より  

   講 師    岡山県 浄福寺住職

            山 下 義 円 師





心ばかりですが 冷たいものを準備して

たのしみに お待ちし申し上げております




                                 なもあみだぶつ















# by shinwoyorokobu73 | 2017-07-08 14:03 | 行事 | Comments(0)