<   2016年 03月 ( 8 )   > この月の画像一覧

見えないけれど あるんだ

どうやら最近やっと 私たちは自分たちのやることに何が必要か 見えてきた気がする

恐る恐る歩を進めてみたり

今は私たちには無理だと 止めてしまったこともある

そんな様々な出来事の総括のように この冬は 怒涛のように

昔 撒いたつもりもなかった種から芽が出るように

いろんなご縁に巡り合った





偶然 13年前にお寺で開いていた 『 子育て教室 』 にお子さんと一緒に来ていたママに再会し

「 Nさん? あなたNさんじゃありませんか?

   昔お子さんと子育て教室に見えていた 」

そのグループの中のリーダー的ママだった彼女の顔は覚えていた

「 いやぁ~! その節はお世話になりました  懐かし~い 

また 何か教室があったら行きます 案内ください 皆にも連絡しますから 」 と言っていただいた



そして 私はそのママの今の仕事にお世話になることになった

もう あの子たちは皆 中高生と成長しているらしい

お互いに笑うと目じりが昔とは違う姿に成長していた

年を取っていくことの実感は日々無いのだけれど

こうして時間をおいて会ってみると ああ10数年お互いに生きて来たんだね 

がんばって生きて来たねえ しみじみと感じる

突っ走りながらいろんなことをやってきたけれど

全てが 種だったのだな と思う







どなたが読んでくださるとも知れず ただ 書いてきた言葉

その言葉を ずっと 大切に集めていてくださった方がいた

「 ずっと ここのお寺の掲示板読んでいましたが 

  法話会というものに 出席できますか?」

ノートにいっぱい 住職と私が頷いた言葉達が 彼女の文字でびっしりそのノートに書いてあった

こんなに私 書いたっけ・・・・・ 受け取っていただいていたなんて  ありがとうございます







また 寒い冬の日

「 子供が どうしても ここのお寺さんに行ってくれ と言いますもので 」

と見知らぬ女性が訪ねて見えた

もう10数年 家に引きこもったままのお子さんがいらっしゃるという

「 生きているのが 苦しい 」 

そう言って家から出ない子を心配して

ご両親はあちらへ行き こちらへ行き 

どうしたらこの子を楽に生きさせてやれるだろうか 訪ね歩いておられたらしい

長く悩み苦しむ日々を過ごされてきたこの冬

ホームページをご覧になったか

タウンニュース(地域情報誌)をご覧になっていたというご縁で

「 お母さん 西法寺さんへ行ってきて 」

とお子さんが仰ったということで お母さんは一も二も無く勇んでお見えになったということだった

数時間 住職と二人で彼女のお話を伺った

お子さんの言うことにおかしいことはない

 「 早く ここに来ていただいてお話ししましょう  大丈夫

   安心して生きていけるようになります 」

涙々のお母さんに そう言って帰っていただいたが

10数年家から出ていない人間が そう簡単に家を出られるはずはない

今は時が来るのを待っている

でも お母さんに手渡した手紙は彼女に届いているはずだ

種はできた

いつか 彼女は家から出てここに来る そう願っている





二本の電線を延々辿るような

ホントの所で交わることのない言葉と言葉

嘘の文字が多い最近の社会で

初めて会う方と電線を切ってお互いの断面を見せ合うような会話ができることは

本当に稀有なこと






仕事や人生には すぐに結果が出ることとそうでないことがあるようだ

「 大変ですね 」 と私が嫌な事をやっているように言う方も時々いらっしゃるが

「 そうじゃ ないんだけどなぁ 」 と思う

如来のはたらきは目に見えないけれど

こうやって時折 相となって現れてくださる

四方にはたらいてくださっているのだと思う

その ほんのちょっとが目の前に現れた

この冬の ありがたい出会いに気を引き締めさせていただいたことだった



 




                                                 なもあみだぶつ
by shinwoyorokobu73 | 2016-03-26 07:49 | こんなこと | Comments(0)

バカの壁があるなんて・・・

朝から 「 車のキーは? 」 住職から訊かれて

「 いつもの所にかかってない?」 と返事をする




もちろん そこに無いから訊いているとは思うものの

( 昨日10時に車でチオンを塾に迎えに行って まっすぐ帰ってきたのだから あるはずだ )

私は知らない

でも とりあえず 自分のカバンのポケットを探してみる

無い

いつも 着て出る私の上着のポケットにも

無い

なんでだろう? おかしい 他の所は思い浮かばない

とりあえず 保育園にはもう一台で送って行ってもらうとして

仕事に支障が出るから 捜さないと


a0204371_15434892.jpg


いつもは二つ架かっているはずのキー

駐車場かな ・・・・ 無い

下駄箱の下かな ・・・・ 無い

また 戻って カバンをひっくり返し

上着のポケットをひっくり返し

するけれども ・・・・ 無い 




住職が戻ってきて 「 あった? 」

「 無い ・・・・・ お父さんがどこかに持っているんじゃないの? 」

と ぶつくさ言いながら 住職の服をハンガーにかけながら

 「 ハッ!! 」

隣に架かっている娘の濃紺のPコートが目に飛び込んできた ・・・・・あ!

 「 どうした? 」 住職の声が背中に痛い ・・・・・



ああ ・・・・・・・・すっかり忘れていた ・・・・・・・昨日は初めて娘のPコートを借りてチオンを迎えに行ったのだ

恐る 恐る そのポケットを探る

 「 あっ・・・・た 」





住職やキョウちゃんの白い目が見れない

すみませんでした・・・・・





『こうであるはずだ 私はわかっている』 という私の心の壁は年々分厚く成長している

このことを養老孟司さんは 『バカの壁』 と言ったのじゃなかったか

ちゃんとあのブームの時に読んでいたらよかった

いや、いつもお説教でこれを言われているのに

日常 ここが悪いんじゃないか と自分の胸を指さしたりは絶対にしない

このことばかりじゃない 他でも どうにもこうにも この『バカの壁』がそびえ立ち

Yさんにも そんなことをぶつけてしまった・・・・・




今日も 自分では気が付きもせず 人さんが悪いと偉そうに悪態つきながら生かされている

こんな私でもお救いか・・・・・

4人の子にたくさんのことを許してもらいながら この道を歩いて来たけれど

両手広げた範囲でさえ満足に整えられない私が

人様の何を受け止められようか 

この坊にいて せめて一尋に心をつくさなくては 自惚れるな 私

せめて両手の範囲を大切に勤めよう






Yさんごめんね  ありがとう





                                              なもあみだぶつ
by shinwoyorokobu73 | 2016-03-24 16:26 | こんなこと | Comments(0)

人の姿に 花の姿に

お彼岸のお説教に住職は 千葉のお寺さんに出かけており

久しぶりに ほんとうに久しぶりに午前中コーヒーをいれて

パソコンに向かっています


a0204371_11252387.jpg


桜が咲いた昨日 ひょいと持ち上げた芍薬の鉢の下

2匹の裸んぼが 「 ひゃあ! まだ寒いわよ!」 って睨んできました

ごめんなさいよ  春ですね




今年は 庭に 大好きな菜の花の種をばらまいていたのです

でも 咲いたのは2,3本だけ

それでも あの いつ見ても機嫌よくハミングしているような黄色は

本堂から眺めるたびに 私の気分をはずませてくれています

みなさんのお気に入りの春のお花は やっぱり桜でしょうか?

今年は長く楽しめそうで ありがたいですね



a0204371_11384256.jpg
 

これは・・・・・ 何の花だったか・・・・・ どこに何を植えたかよく覚えていないものもあり

咲いてみて 「 あ! 君だったのか 」 というのもまた楽しい




お花で 先日

お彼岸のお花を買いに花屋さんに行きました

店先にきれいな葉っぱのヒューケラやビオラが並んでいて

私は すぐにお店に入らずに あれやこれや見て楽しんでいました

すると 店の中から 「 あなたしか 今日は店番いないの?」

棘のある声が聞こえました

60代の女性でしょうか 30代位の女性の店員さんにつづけて言います

「 私 あなた嫌いなのよね  〇〇さんが居ないなら今日は受け取らないで帰るわ

  私 〇〇さんご指名だから 」


目が点になりました   

花屋さんでご指名があるなんて・・・知らなんだ

たしかに彼女、愛嬌ないけど・・・・・

面と向かって 「 あなた嫌い 」 というおばさんを初めて見ました





そんなに笑顔で愛嬌よくしてほしかったら、自分から笑わないとねぇ

あなたのその尖って不機嫌な目の方が よっぽど怖いんだけど・・・・・ 

「あなたの出て行った後の空気は嫌ですよ~~」 と おばさんを追いかけて行って絶対に言えない 私

うっすら涙目の店員の彼女と 「 ドンマイ ドンマイ 」 と笑って帰るも 

何だかゴリッとした固い気持ちが残る





菜の花も 他の花も 雨が風がお日様が 自分の思い通りにならないからといって

プッとに相手に棘を吹く なんて傲慢なことはしませんね

お日様の光も そよ風も 雨も風も 時にやって来る虫に葉を食べられても

なるまま自分の花を咲かせて生き切りますね




あの人が この人が ああじゃあないと こうじゃあないと と 他に不平不満を起こす 

起こす・・・・・ね 

ああ この私も か・・・

あの 文句言いのおばさんや 庭の菜の花は 一生補処の菩薩さまの 姿か

あっちからも こっちからも いろんな角度から照らしてくださる

春に 目を凝らしてよく見てみたら この私が見えた

    

恥ずかし 恥ずかし ありがたい 



                                                    なんまんだぶ
by shinwoyorokobu73 | 2016-03-22 12:27 | 思いがけず | Comments(0)

彼岸を思う日

本日は 法話会が始まる直前に雨が止み

お日様まで顔を出していただいて

天気予報も こんなハズレ方はうれしい そんな法話会となりました

a0204371_22535390.jpg


うじゃっと子供たちもお参りで

2時間半みんなお利口さんで 静かに・・お参り・・・

出来るはずはなく・・・^^

でも 大人を邪魔しないように程々に気を付けながら

お彼岸の数時間を 一緒に法話の時を過ごさせていただきました

a0204371_2259157.jpg


最近はうれしい事に 子どもたちや赤ちゃんを連れてお参りいただく方がいらっしゃって

「 キッズルームがあったらなぁ 」 と思っていました

お勤めの後 ご法話の途中で小さい子ども達は うろうろし始めだしたので

今日はうちの住職がご法話でしたから

台所と普段ご講師のいらっしゃるお部屋に

小さい子どもたちは引っ込んで 楽しくワイワイやっていました


a0204371_2354946.jpg


お彼岸にお寺で法話を聴くということは

仏縁の無い方には 「 縁起でもない 」 ようなことかもしれません

元気な時に 「 死ぬ 」 話を聴くのですから



でも、 

私の命がどこに向かっているのかを 聴くということは

私の今の生き方を大きく左右します

ただ生きるのとは見える景色が違ってきます






今 中学生たちが よく 『 世界から猫が消えたなら 』 という文庫本を読んでいます

間もなく病で死ぬという宣告を受けた青年は 

悪魔から 「 この世界から一つ何か消したら 君は一日だけ多く生きられる 」 という言葉をかけられます

最初 彼は自分の命と引き換えに世界からいくつか消してみるのだけれど・・・

誰かから何かを奪って生き延びるということが幸せとは思えなかった

だから 結局 彼は世界から何かを消すことなく 「 死ぬ 」 ことを選びます






【 一生補処(いっしょうふしょ)の菩薩 】 さま は 阿弥陀仏と同じ悟りを得ることが出来るのに

その悟りを得ることをしません

ここは 私はまだ腑に落ちて居なくて 住職にもう少し聴きたいところです

衆生と 〈 共に 〉 救われたい ? ということ?

菩薩の位で 他の人と共に生きることは もう既にそこで如来と同じはたらきの中に在るいうこと?






 『 世界から猫が消えたなら 』 では

青年のお母さんが彼より早く亡くなっています

お母さんは亡くなる前 「死ぬまでにしたい10のこと」 を考えます

旅行に行きたい おいしいものを食べたい・・・でも、本当に死ぬまでにしたいことはそういうことなのか・・・

いや、お母さんが死ぬまでに本当にしたいことは

よく自分の胸に聴いてみると 全部後に残す青年のためにしたいことだった と思い至るのです




住職が話しましたように 今日のご法話ととても繋がる小説です




a0204371_0485227.jpg



私が本当にしあわせであるということは

自分だけの願いで自分だけが嬉しくなることではないのかもしれません

彼の岸を思うとき 此の岸で今を本当に大切に生きるという意味を 静かに考えさせていただきます



ありがたい春の法話会でした





みなさま ようこそ お参りくださいました



                                              なもあみだぶつ
by shinwoyorokobu73 | 2016-03-20 00:54 | 季節 | Comments(0)

春のお彼岸法話会 2016

今日は風が強い一日です

朝掃いたはずの庭・・・

箒の周りにどこから吹き寄せたのか また葉っぱが溜まっています

埃も花粉も吹き荒れて 目も鼻もグズグズにした人たちがマスク姿で歩いています

あしたの天気は大丈夫でしょうか


a0204371_15353226.jpg



      【 春 彼 岸 会 法 話 会 】

     
         3 月  19 日  (土)   13 時 30 分 ~ 15 時 30 分 頃まで  


             講 師      西 村 信 也 ( 西法寺住職 )





のど飴 用意してお待ちしております

                                             なもあみだぶつ
by shinwoyorokobu73 | 2016-03-18 15:36 | 行事 | Comments(0)

15の春は

a0204371_11352316.jpg


つぼみが開く季節が到来

我が家のつぼみも15の春を迎え 一つ卒業です

やっと ここまで大きくなってくれました  

とりあえず ほっ



子どもの卒業式に 今年はじめて 最初から最後まで出席出来て

何だか とても 感激しました




長女次女 共に通学が大変だということもあり 1、2年生の時 通っていた私立の学校を

お寺の近くの学校に転校し

心配しましたが 多くの友に恵まれ 先生方に支えていただいて

一回りも 二回りも大きく成長させていただきました





 「 ああ・・・ わざわざ私立に行かせるんじゃなかった・・・

   2年で転校なんかして 受験大丈夫だろうか・・・

   親の私たちの責任だ・・・ 」

長いこと 心配しました

よく 失敗は経験だとか言いますが

親子で 「 どうする? 」 と考え 考え 考え抜いて出した進路は

ほんとうに ありがたいものとなりました

「 あ! ちがった 」 と思う時にはやり直したり 戻ったり 

試行錯誤をしてみるとよい ということも学びました

これからも 「 ああかな? こうかな?」 と 人生を味わっていきましょう


a0204371_12374430.jpg


「 これで卒業式を閉会します 」 の副校長先生の言葉の後 

「 ちょっ~と 待った~!! 」

ひな壇の卒業生の男の子が叫びました

保護者も先生方も 来賓のみなさんも 一瞬  「 は?」

子どもたちが事前に話し合っていたらしい サプライズステージでした 

「 〇〇せんせい!  ウィ  ラブ ユー!! ありがとうございました!! 」

先生方に自分たちの感謝のことばを 

言いながら 男の子も女の子も みんな ぼろぼろ大泣き

身体は先生より大きくなったくせに・・・

『 空を見上げて 』  『 あなたへ  旅立ちに寄せるメッセージ』 の 合唱は美しく





母たちは 目に涙





15の春って・・・・・ いいね

15の春って・・・・・ さみしいね

15の春って・・・・・ 戻りたくないけれど うらやましい




15の春って・・・・・ ほんと~~に 遠くなりました ^^





担任の先生のクラス便りは 『 あい と こころ 』 でした

愛 と 心 いっぱいの一年だったようです

愛 と 心 って 煩悩の代表選手

お救い の お目当てです

苦しみの元にもなりますが

救いの種でもあります




人の中でたくさんの 喜びにも苦しみにも悲しみにも 気が付かせていただきます

ほんとうに 何事も 賜りもの のようであります



                                                 なもあみだぶつ
by shinwoyorokobu73 | 2016-03-17 12:59 | 子供 | Comments(0)

喜んで捨てる時には 是非

a0204371_14345112.jpg



たくさん書きたいことがあったのだけれど

先日ひょっこり訪ねて来た人が 思いがけない事を言って帰って行かれたので



「 ここには 『きしゃ箱』は無いのですか? きしゃ箱をお寺さんが置かないなんて 」 と言われました



『きしゃ箱』・・・・一瞬 何のことかわからなかったのだが

 きしゃ = 喜捨 のための箱  ということのようだった







私は 喜捨 という言葉は 人に向かって言ったことがあまり無くて直ぐにはわからなかったのです

そう、 ここ西法寺は建立なって10年と少ししか経っていないお寺・・・

一般の方の頭の中にあるお寺さんとは違って いろいろな『物』が無いのです

彼女はご主人は浄土真宗だけれども ご自分は違う信仰をちゃんと持っていらっしゃって

ちょっとこういうことに詳しいのでした


彼女に笑いながら西法寺の そこの所を説明しながら


「 喜捨箱って普通にお寺に置いてある あれ 買うならびっくりするくらい高いんですよ

  喜捨箱買うために喜捨していただいたら うちでは何十年もかかるかもしれません 

  それに 箱が無くても ありがたいことに 

  みなさんご仏前に何かしら置いて帰ってくださるのですよ

  それこそ きっと喜んで 」


「 まあ・・・お寺さんというと 何でも立派な物が一番揃えてあって と思ってましたけど

  そうですかぁ じゃあ 裸銭で悪いんですけど 」  

と ひとしきりそんな話をした後

お金を喜捨してくださって丁寧に仏様に頭を下げてお帰りになりました




a0204371_1242799.jpg


人が 「 よかった 」 と思う時って どんな時でしょうね

お金っていう大切なものを 喜んで捨てるって 何も無い時は考えられない事ですね

私も住職も みなさんに 「 よかった 」 と思う心が生まれた時に

何かの形で布施(喜捨)いただければいい と思って10数年勤めてきました

「 まずは この本堂に座ってこの話を聴いてみてくださいな 」 と

  


仏法を 初めてお会いする方達に 言葉でお伝えしていくのは

私のようなものには とても とても 荷が重い仕事です

初めて本堂を訪れてくださった方には まず 煩わしい事を捨てて  ただ座っていただきたいのです





はるばる 仏様のもとへ ようこそお出でなさいました

生きているうちに この出会いがあってよかった





そこからのスタートばかりの出会いです

ここにはまだまだ 初めて来る方が多いのだから 

喜捨箱は高いし・・・ いらんねぇ と私たちは思うのです






それでも 時々

「 ここに 手すりを付けていただく足しにしてくださいませ 」

と布施(喜捨)下さる方もありまして 

おかげさまで ようやっとこの冬 外の階段に手すりを付けることができました

こんなことも、  あります

そんな風にできあがっていく 景色の方が ありがたいではありませんか




他にも 

自分の時間を割いて境内のお掃除に来てくださることも

お仏具のお磨きにお出でくださることも

法座のお茶を接待下さることも

そのお茶を 「 いただきます 」 と笑顔で召し上がってくださることも

全部 布施(喜捨)です



a0204371_1313478.jpg




そりゃあ たぁ~くさん お金を喜捨してくださるならいろいろやりたいこともあり

とてもありがたいに違いありませんが・・・

それは 「 よかったぁ  」 と 思っていただいた後の事

まずは 本堂にお座りいただいて お茶でも飲んで お話をして 

ご法話をよぉ~~く身と心でお聴きいただいて 

「 させていただく 」 そんな気持ちになられた時に 

是非たくさん どうぞお願いいたします^^ 




放っておくと この私というのは コリコリに自分の思い込みに凝り固まるもの

いつの間にか 「 してあげる 」 と思い  顔は上を向いていくのであります

もうじき 春のお彼岸で 久しぶりのご法座が勤まります

どうぞ お寺にコリコリをほぐしにお参りくださいませ

楽しみに お待ちいたします


       


         【 春 彼 岸 会 法 要 】

      
          3 月 19 日  ( 土 )   13 時 30 分 ~  


              講師    西法寺住職   西 村 信 也






                                               なもあみだぶつ
by shinwoyorokobu73 | 2016-03-08 14:38 | 思いがけず | Comments(0)

充電期間でした

方々の方から 「 坊守さんはご病気ですか?」 「 まさか入院していらっしゃいませんか?」

とご連絡いただくようになりました  すみません

ご心配戴きましてありがとうございます

一か月もご無沙汰いたしましたが おかげさまで元気に生きております



この冬は どうしたことか 思いがけない再会やら 思いがけない出会いやら ご相談が続いて

ブログに書いておけばよかったことばかりですが

あまりに続いたので書くことが間に合わなくなったのです

a0204371_7255271.jpg


コロコロと笑い声が聞こえてきそうに咲いている裏山の椿

今年もそれを待ちわびていたかのように メジロちゃん達はその花の中に頭を突っ込んで

美味しい蜜を食べています

春の陽気がつづくようになりました



2月には 今の私の年で亡くなったお母さんの7回忌のため

3人の子供たちとお父さんが久しぶりに勢揃いで お参りでした

あの時 それから 3回忌までは 凍ったような表情の子どもたち ひきつったようなお顔のお父さん 

まだまだ それを察して 話をできるような私ではなく 

これまでは お茶を飲んでいただいて話す言葉もなく 静かな 重いご法事がつづいておりました




この度は すっかり成長して お父さんの背を追い越した子どもたちに

別人のように 笑顔がみられるようになったお父さんと 子どもたちと

笑いながら ゆっくりと お話ができました




もう間もなく社会に飛び出すお嬢さんに 



「 将来はどんなお仕事に就くつもり?」 と尋ねると



「 保育士になります 」 と仰います



「 保育士? 

  小さい子供のいる私としては あなたみたいな人が保育士になってくれるなんてうれしい!!

  でも  なんだか意外なんだけど・・・  

  あなたの成績だったら もっと違う職業を選ぶのかと思った 

  どうして保育士さんになりたいの? 」



県内トップクラスの成績優秀な高校に 通っていらしたのでそんなことを聞いてしまいました



「 母が 幼稚園の先生だったんです 」 



真っすぐに私の目を見てそう言う彼女に 思わず涙が出そうなのを ぐっとこらえて 



「 そうかぁ! それはお母さんもお喜びだね!  」 


お父さんの方を見ると 嬉しそうに 誇らしそうに安心したお顔で 

微笑んでいらっしゃいました

小学生だった弟君も大きくなったとはいえまだ高校生 

お父さんと弟君の日常のことを考えて 賢い彼女は 保育科のある近くの大学を選んだに違いありません




人は大切な人を亡くしてからこそ 真剣に亡くしたその人と会話をしていくのかもしれません

今もお母さんがしっかり彼女を育て続けてくださっているのを感じます





今までは ご法事が終わったら直ぐに帰ってしまわれたのですが

この度はご法事の時間よりも長く いろいろな事を話して

「 これからも どうぞ宜しくお願いします 」 と気持ちの良い笑顔を残してお帰りになりました


嬉しい再会のご法事でありました



a0204371_10192451.jpg



今回は もう一つ

先日のブログにもちょこっと写真を載せましたが

2月の 大阪 津村別院から発行されています月刊誌 「 MIDOさん 」 に

住職の原稿を載せていただきました

その後 各地からたくさんのお手紙やらお電話を頂戴いたしました




住職の僧侶としてのスタートを支えてくださった亡き師とのご縁

そこから 確かな道にあることを知らせていただいた数々の出遭いからの慶びを綴ったものであります





住職は筆不精でして なかなかお返事が書けません

しかし よく目を通させていただいております

たいへん嬉しく拝見させていただきました

本当にありがとうございます






 「 この記事のあなた様の先生は О先生の事ではありませんか? 」



と 某和上さまから夜お電話をいただいた時はほんとうに驚きました



 「 このような事をする方はO先生の他にはいらっしゃらないと思いましてね

   嬉しく思い出したのですよ  夜中に失礼かとは思ったのですがね

   お電話させていただきました  

   ほんとうに 良いご法話を拝読させていただきました  ありがとうございました 」



和上様からそのような丁寧なお言葉をいただくとは思いもせず 住職も涙が出ておりました




また 昨日は横浜のお母様と 長岡のお嬢様で このブログの一か月の留守をご心配下さって

お電話までいただきましてありがとうございます^^

おかげさまで 貴重な充電時間だったような気もいたします

まだまだ いろんな不思議なことがあったのですが 追々ここに書いていきます お待ちくださいませ

これから また ばりばり張り切っていきます





春がまた めぐって来ますね

では では  今日はここまで




                                                 なもあみだぶつ



   追記   「 MIDOさん 」 2月号 ご入り用のお方には まだ少し手元にありますので

         差し上げることができます  ブログのコメントか お寺までご連絡くださいませ

         本堂にも置いておきますので お越しの際にはどうぞご覧ください 






 



 
by shinwoyorokobu73 | 2016-03-05 11:07 | こんなこと | Comments(3)