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誕生

               私達のもとに一人また来てくれました。

                  ありがたいことです。

                  
                  今度は男の子です。

          陣痛が来ては止まり、来ては止まりしたこの数日でしたが、

               最後は陣痛が始まって4時間半の

               ハイスピード出産となりました。

  
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                   新緑の美しい朝

                 
                 同部屋のお母さん達は7人。

                なんと6人は私と同じ経産婦。

             むかしの洗濯場の女達のおしゃべりみたいに

                 ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。

              痛さを乗り越えた同志のような感じです。


             心に残ることばもたくさんあったのですが、

          中でも特に盛り上げ役のお母さんのことばが耳に残ります。


          「   わたし、~人目のこどもを死産したのよ。  」

              ( こんなこんなでこんなだったの。)

      「 だからさあ、10か月もの間赤ちゃんがお腹の中で育ってくれて

         元気に生まれてきてくれるってことは、奇跡みたいなもんなんだよ!」と。

    
             
              以前「命とはなんですか?」の問いに

           「生死のこと」と答えられた先生がおられました。

                 住職とその事を話した時

       「 その間をもっと開くと生老病死。もっというと生老病死 喜怒哀楽。
                 四苦八苦ということたい。」

                  と答えてくれました。


                  赤ん坊って小さい体でも

              周りを泣いたり笑ったりさせる力を持つ

         この上なく「命」に向き合わせてくれる大きな大きな存在。


         また、なんでもない日常の有難さを教えてもらっています。


                    なもあみだぶつ

                   

                

              

         


            
               


             

          



                 
by shinwoyorokobu73 | 2012-04-24 23:51 | Comments(7)

この花は

                  今の時期になると

            わたしの育った田舎ではレンゲの花の匂いや

        土が温まった匂い、菜の花、草の匂いでいっぱいになります。

  
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                 先日娘のお友達が

          「おばちゃん、この花何の花?きれいねえ~。」って。

            「これ?この花はやまぶきっていうのよ。」


                  咲いてもきれいだけど
  
         山吹色のコロコロとした蕾はきらきらして宝石みたいです。


            わたしが小学校に上がる前頃だったと思いますが、

         春のこの時期はマムシが出るからお茶畑には入ってはだめよ!

                と固く禁じられていたけれど、

      せっかく暖かくなった誘惑には勝てずそ~~っと皆で駆け出して家を脱出。

          寺の周りにも 茶どころ嬉野はいたるところにお茶畑。

          「となりのトトロ」でメイちゃんがトンネルを抜けて

         トトロに会った場所へサツキを連れていくシーンのごとく、

                茶畑のトンネルをくぐって

      まだ知らない場所へちょろちょろ~ちょろちょろ~するのが大好きでした。

        
                   そんなある時、

          なが~いトンネルの出口の石垣がパーーっと輝いていて

                びっくりしたことがありました。

            石垣からこぼれるように咲く山吹の黄金色でした。

           娘のお友達と同じくまだ山吹を知らなかったわたし。

                帰ってすぐに父に花の名を聞き

            茶畑に入ったことがばれて大目玉もなんのその。

              そうかあの花は山吹っていうんだ。

        「きれいだ~~」初めて花をきれいだと思った時かもしれません。


                
                現在西法寺が建つこの場所は

       大正時代までは観音堂が建っていて尼さんが住んでいらしたと聞きます。

 普請のためでしょう大きな欅や杉の木、シキミや青木いろんな木が植えられています。

           その中に女性のお坊さんならではのお花達も見られます。

            赤い藪椿、白い椿の侘び助、南天、そして山吹も。


                  この黄金色を見る度に

               幼い日のあの感動を思い出します。


                    なんまんだぶ

               
by shinwoyorokobu73 | 2012-04-16 10:34 | Comments(0)

のんびり のんびり

             こんなにのんびりした春を過ごせるのは
                  何年ぶりでしょうか。

            きょうかとちおんは6年生と5年生になりました。

               ともかをお風呂にも入れてくれます。

               お風呂にひとりで入れるのも久しぶり。

                「 ああ極楽極楽058.gif 」

           つかの間の極楽気分を深呼吸しながら過ごしております。

                これに体が思いっきり動かせたなら

              庭や畑の春仕事に飛び出したいところ・・・

                  これはしょうがないか・・・。


                また、おっぱいから始まる毎日を思い、

             物置となっている二階の部屋をみんなとかたずけ。

         引っ越し以来無いものと視界からはずしていた物たちと向き合う事に。


                 まあ出ること出ること、ゴミが。

                    20袋は出しました。

       ただゴミに部屋を占領させていたかと思うともったいない数年間でしたが
              ようやく物置ではなく部屋として使えます。

             さあ!いつでも産まれてきなさい!って気分です。

  
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               写真は富山でしか買えないという日本酒。

          少し前に頂いてその日に住職は「お勧めは鰤を肴に」の言葉通り
            お魚屋さんに飛んで行き味あわせていただきました。

    私とした事がてっきりその日にアップしたものと思い込んでいましたが、 あれ?

          富山に帰省された際に住職にお土産としてお持ちいただきました。

            わたしもペロリと少しだけ味見させてもらいましたが、
     さすがお水のきれいな富山のお酒、す~~~っと飲んでしまいそうになりました。

               なかなか旅行なんてできない我が家。
     
     しかし皆さまのお陰で寺に居ながらにして旅行気分を味あわせて頂くこの贅沢。

                 ありがとうございました。


             関東はいろいろな地方から皆さんいらしているので、
      
    「 いつかいろんな地方の地酒を持ち寄ってわいわいと飲み会をやりたいねえ 」

                 なんて本気で考えています。

                  


                    お土産話と共に

              住職にいろいろなお話もおありだったよう。

               いろいろありますね、生きていると。

             何か心に溜まった時はお土産なんかいいですから

             いつでもその溜まった物を吐き出しに来て下さい。


                     なんまんだぶ





                   

            










         










         

          
by shinwoyorokobu73 | 2012-04-15 12:20 | Comments(0)

わが寺のビッグダディ弁当


                  春休みは子供達を
          どこに連れて行ってあげることもなく過ごしました。

                      が、

           よくそんな時住職はなにかを始めてくれます。

     
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                  暖かくなりましたし、
        花も良いけど団子系の我が家は住職手製のお弁当持ってぶらり。
                  (わたしはお留守番)
             
               「 見かけによらないのね~ 」
                
                  って言わないで~。

               
              こどもたちはこんな少しの思いつきを

           いつもピョンピョン飛び跳ねてよろこんでくれるので

                作りがいもあるというものの様。


          「 あと どのくらい これに付き合ってくれるかの~。 」

           
              つぶやきながら ぶらり の春の日です。

                    なんまんだぶ

    



    
                 

            
by shinwoyorokobu73 | 2012-04-14 09:25 | Comments(0)

ゆるむ感じ

                 先週末の満月の夜

             すこし早いのですが陣痛がきました。

      「 あかちゃんは元気そうだし、つぎ陣痛がきたら産みましょうね。」

              先生からそう言われていたので

             一晩ゆっくりとその時を待ちました。

           波の間隔が15分おきになったので病院に連絡。

      てっきり「 すぐに病院に来てください。」と言われると思ったのですが、


     助産師  「 あなた張り止めは飲んだの?いつ?なんで次のを飲まないの?」

     わたし  「 前回の検診の時につぎに陣痛が来たときは産みましょうって
            先生から言われていたんですけど・・・それに1日3錠って。」


                否定的なことばにがっくり。

           驚いたことに張り止めのお薬で止まらなかった陣痛が
              ピッタリと止まってしまったのでした。

  

                  それから2日。

              寝ていないのとリズムが狂ったので、

         お腹はかちかちに張ってわたしも赤ちゃんも(多分)ぐったり。

           ようやくお腹がゆるんだように柔らかくなったので、

              病院で検査だけはしていただきました。

               その際、いつもと違う男の先生に

        「 お腹かちかちだったんですけどやっとゆるんだので安心して。」

                    と言うと
 
                「 ゆるむ? はははっ 」
          ( そんなデータここのモニターにはでていないよ)

               なんだかバカにしたような笑い。

       
   
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           今の世の中なんでも目に見えて数字にできますよね。

      お腹の中の赤ちゃんもピーナッツ位の時からエコーで目にすることができます。

             性別だって素人が見てもわかるように鮮明です。

             何でもわかったような気になってしまいます。

            でも、男の先生にこのゆるむ感じは絶対にわからない。

        
          
          今朝やわらかそうなヨモギが庭先に芽を出していたので、

              気分転換にヨモギ団子を作ろうと思い

               (こんな時も食欲は落ちませぬ)   

                 掌にコロコロ転がしながら

          「 何でも情報やデータだけに頼っちゃいけないよなあ 」

              そう自分にも思い当たる節をいろいろと

                  思いめぐらしたのでした。


                   なもあみだぶつ

          










               



 
by shinwoyorokobu73 | 2012-04-10 11:42 | Comments(0)