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夏の終わりの休養

九州には1週間いたのですが、

最後の3日間はなんと40℃も熱が出てふらふら状態。


せっかく久しぶりの故郷なのになんてこったい!だったのです。


後半は実家の寺で夏の法要が勤まっている時でしたから
迷惑かけちゃ大変と、
解熱剤を持って行っていたのでそれで凌ぎました。


子供たちはおじちゃんやおばちゃん、

おじーちゃんおばーちゃんそして久しぶりのいとこ達とおもいっきり

楽しめたのでよかった^^v

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写真は無いのですが

法要のご講師はわたしの独身時代もご存知な

武雄市若木町の信行寺のご住職でした。

大きな声とそこにいるみんなを巻き込む楽しいお人柄は相変わらず健在。



保育園の園長先生をなさりながら住職と布教のご講師と、

その大変さはよく想像できるだけに、

その上であの明るいお人柄には大変頭が下がります。

最近は年賀状だけのご挨拶でしたから、

久しぶりにお会いできてパワーをいただきました。ありがとうございました。



ああ、返す返すも写真が無いのが悔やまれる・・・・・

あちらに住む人に 「 水墨画みたいな景色やねえ~~。」

と言っても 「そうね」で終わったのだけれど。


本当に緑が濃くて濃くて強いのです。

夕立の後のぐうう~~っと地面から盛り上がってくるような遠くの山は

生き物のようできれいだった。




人は、

「おばちゃん」と呼んでいた人たちが「おばあちゃん」になった気がした。

「おばあちゃん」と呼んでいた人たちはもうほとんど姿がなく仏様になられていた。



何人かのおばちゃんとは「今度またいつ会うだろうね」と言葉をかわした。

M子おばちゃんとは初めて

おばちゃんが若いころよくコンサートに行っていた『さだまさし』の話をしたね。

若いころは「あんなカマキリみたいな男のどこがいいんだろ」と思ってたけど

最近は彼の歌で涙まで出るようになってきた。



母とは・・・・・また、ケンカした。  困ったもんだ。

私が思いっきり毒をはくのは母とうちの住職のようだ。



この夏も盛りだくさんの一か月でした。






そうそう、帰ってからの後日談です。

横浜に着いたら今度は体中に湿疹が出て、

手足がパンパンに腫れ上がってきました。

頭痛はひどく関節は痛く、車を運転して行くこともできず、

住職に運転してもらい病院へ。


病院へ着くとなにやらざわざわっと私の元へ看護婦さんたちが来て、

「 風疹の予防接種は?受けた。 じゃどこかへ旅行しましたか?九州?

  九州は山ですか海ですか? 山。  んん~~。どうぞこっちのお部屋へ。」


お医者さまは 「 最近九州に行った方でダニに刺されてこんな風に運ばれる方がいるんですよねえ。」

なんていう・・・・ (そんなことあるの?)

とりあえず血液検査をしましょう。ということになって、その間点滴を打ってもらいました。




その血液検査の結果、佐賀で飲んだ解熱剤の薬疹ということでした。

「 熱を無理に下げたって病気は良くなりませんからね。

  ゆっくり休むことですよ。はははっ。」

「はははっ」にムッときつつも原因が無理が祟ったとは・・・・とほほです。

それから3~4日は全身の関節や背骨が痛くて首も回せず手足は腫れあがり寝たきり・・・・

ようやく元気になったものの、

ああ、もう若くない。 と実感する夏のおわりです。

みなさまも、呉れ々々もお薬は気を付けて飲むか、ゆっくりと休養を。


                                             なもあみだぶつ


                                         
by shinwoyorokobu73 | 2013-09-08 13:42 | こんなこと | Comments(4)

青虫とカマキリと、

洗濯物を干そうと裏庭へ。

と、  なんだか殺気を感じる・・・・・・・

よく見るとこんな真剣勝負の真っ最中。

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両者にらみ合いの勝負はなかなか決着がつきません。

青虫がかわいそう。

というのは人間様の勝手な目。

しばらくして、この2匹に新たにこんな敵が。

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虫も鳥も食べるために生きてるなあ・・・・・わたしと一緒。


ちょっと前になりますが、

『奇跡のリンゴ』の映画が公開されましたね。

実はわたし 主役の木村さんを演じた阿部サダヲさんが好きなので

今更ですが「奇跡のリンゴ」の文庫本を買って読みました。



りんご以外の野菜や米などは、無農薬で育てるのは割にできるそうですが、

りんごは農薬無しでは育たない、というのが定説だそうです。

そこに挑戦してしまった人がこの本の主人公です。



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「 りんごの声が聞こえるようになるには、バカになればいい。」

この表紙の 歯がほとんど抜けてに~~っと笑うおじさんはそうおっしゃいます。




嘘がなく、無理をせず、任せながら、受け入れながら、しっかりと自分の道を行く境地になったら

こんな風に笑えるのかな。 

いい笑顔だなあ。

こんな風に笑うばあちゃんになりたいなあ。

                                           なんまんだ~~ぶ

と、終わろうかと思ったけれど いや、違う・・・・・・



こんな風に我が道を進む御主人を

文句も言わずに支えてこられたこの方の奥さんはどんな方だろう。

こどもを育てながら・・・・・

親と同居しつつ・・・・・

生活は苦しく・・・・・

やさしい方なんだろう。

ご主人だけがクローズアップされるけれど、

支えた家族もすごいことだ。



わたしなら無理だ・・・・・

絶対に無理だ。

わたしはそちらを見習わないといけないな。

すこしは・・・・・・・   「 うん うん 」 言うな!  住職。

                                           なもあみだぶつ
by shinwoyorokobu73 | 2013-08-01 00:18 | こんなこと | Comments(0)

電車に乗って

今日は朝から雨が上がっていたものの、
空気がまとわりつくような暑さでした。

午前中長女の学校の役員会で、
初めて信ちゃん連れで電車に乗りました。

土曜日というのに なんと人の多いこと!
半蔵門駅に着くまで満員でした。

今日は濡れた傘が無かったけれど、
普段の梅雨時の電車というのは話に聞く以上に不快なものだろう・・・と実感しました。





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『梅雨』 ・・・・・ あらためて梅というのは雨の季節に生るのだなぁと思います。

お店にいい梅がたくさん並んでいます。
忙しくて漬けられなかったらもったいないのに、ついつい求めてしまいました。


今日は日差しが強くて日焼けも気になるところだったのに、
小梅ちゃんを洗って並べていたら長女の学校に遅れそうになって、
結局日焼け止めも化粧も無しで出発してしまったのでした・・・・・・・


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そんなバタバタの中でしたが、
電車や街の中で赤ちゃんを抱いていると
いろんな方がお声をかけてくださいました。^^


 つんつん、信ちゃんをつついてくる黒いおしゃれなメガネに黒いキャップがきまっているおしゃれ女性。

 50代くらいかなあ、

      女性    「 朝からママと大変ね。」 ニコッ

      わたし   「 ほんとに・・・・ 電車にはあんまり乗ったことがないので・・・大変で・・・ 」

      女性    「 わたしにも男の子が二人いるの、40になったけどね。 」

      わたし   「 へえ!男の子さん二人もお育てになるの、大変でしたでしょう?

               この子はおとなしいほうだと言われるんですけど、

               それでも ねえ、大変ですもん  」

      女性    「 そう!もう二人目も『男の子です』って言われた時に

               もう3人目はあきらめたの。」


      わたし   「 私は女の子が最初だったから4人産めたかもしれませんよねえ。」

      女性    「 ふふ、わからないけど、わたしは ふう~~~って感じだったわあ~! 」

               




   行きの電車は彼女のおかげで退屈することなく、

   信も大騒ぎすることなく無事に目的地までたどり着くことができたのでした。






   どうにか学校につき、

   電車の中でのストレスをそこで発散する信ちゃん・・・

   おかげでほとんど委員会の話に参加できなく・・・

   あげくに 「 西村さん、小さいお子さんがいるの知らずに配慮できなくてごめんね。

           これからは西村さんにできる仕事を振るようにするからね。

           今日の作業はいいから子供さん連れて帰ってあげて。

           蒸し暑いから大人でも嫌な日だもんね。」

   先輩学年のお母さんからこんなお言葉をかけていただき、

         「 ごめんなさい! 今度はがんばりますから 」

   と退散となりました。 残ったお母さんたち、ほんとにありがとうございました。




それで帰りが一緒になった長女とともに、

また電車でぼちぼち帰ります。

長女の助けがあるので帰りは緊張がありません。

もう、ゆっくりでいいから各駅停車で帰ろうか?

渋谷で人がドッと降りて、

長女と並んで座れました。




そこへ私の右隣に朱赤のパッと目を引くパンツにバッグも同じような赤で、

大きめの茶色いサングラスをかけ、髪は一つに束ねてきゅっと後ろに止めている。

「あさいち」のコメンテーターによく出るモデルの浜島直子似のかっこいい女性が座ってきました。

( はあ~~、かっこいいなあ~~。)


かっこいい女性は信ちゃんを見て  「 何か月ですか?」

パッとサングラスとって頭にのせるとすっぴんでも素敵な笑顔でわたしに話しかけてきました。


 「 一歳と一か月なんですよ。  今眠たくてきっとぐずってうるさくなりますから、

   あちらの席のほうが静かに座れると思いますよ。」

わたしは答えました。   


   かっこいい女性  「 いえ、大丈夫です。 私も5か月の子供がいるんです。」

      わたし     「 えっ!そうなんですか? じゃ、今は私とは違った大変な時ですね。」

   かっこいい女性  「 ええ、多分。 寝返りをうつんですけど戻れないで泣く、みたいな。

                 それと母乳なんで夜まだ2回は起こされるんです。」
     
     

       わたし     「 ああ! わかる~~! それが一番つらいときだよねえ~~。 」

   かっこいい女性  「 お仕事はなさってるんですか? 」

      わたし     「 ええ、自営みたいな仕事ですけど

                 産前産後休ほぼ無しみたいな感じでやってますよ。」

   かっこいい女性   「 そっかあ・・・ 私も仕事再開したんですけど大変ですよね。

                  上のお子さんはこのお姉ちゃんだけですか?」

       わたし    「 いえ、この間に6年生と5歳が二人。 」

   かっこいい女性   「 えええ! すごいですね! 大変じゃなかったですか? 」

       わたし    「 う~~ん、途中までは大変だったと思いますよ。

                 でも、ほら、こんな風に上の子が抱っこして寝かしてくれたりして

                 数に比例して大変になる訳じゃないから。」

   かっこいい女性   「 そっかあ~~~。 二番目のこと、悩む~~。 早いがいいかなあ~~。」


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・延々続く会話・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


   この女性は三軒茶屋で 「 じゃ、お先に!」 と気持ちよい空気を残して降りていきました。





私はずっと東京の人は、

ドライで他人とかかわることが嫌いなようだ

と思っていましたが、

最近私もよくしゃべるようになったせいか、

今日のように ちょっと違うかも、

と思うことが多くなりました。



私は昔、住職から 「 お前は取っ手のないカップみたいだ。 」

( とっつきずらい、話が続かない、話しかけずらい、ということらしい。)

と言われてムカッときたりグサッときたりしていましたが、

子供たちやいろんなことに鍛えてもらって

ついにこの取っ手ができてきたのかな?



最近ちょっと年を重ねて少しだけ人とのかかわりの楽しさを覚えつつあります。

『 袖触れ合うも他生の縁 』 といいますが、

今日話しかけてくださった方達も、そうかもしれませんね。



おかげさまで今日はめったに遠出しない私の楽しい電車の旅となりました。



                                             なもあみだぶつ































     
 
by shinwoyorokobu73 | 2013-06-16 22:52 | こんなこと | Comments(2)

『舟を編む』を観たいな・・・

天気は上々な連休。



お寺はこんな感じで

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工事中。


いつもちょっとずつしか整備できませんが、
今回は駐車場を。


砂利にしていると結構みなさんズリッと滑られるので、
お怪我の心配や車の出入りが不便だったりしてハラハラしていたのです。





子どもたちはこんな感じで

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どれとどれが我が子だか・・・・

どこにも出かけない連休を満喫しています。




わたしも
お弁当にうなされない朝を満喫しつつ
みんなのジーンズさえすぐにカラッと乾いてしまう洗濯日和に
鼻歌さえでてきます。
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そんな今朝のテレビで松田龍平(?)さんが
辞書の編纂に情熱をかける出版社の方たちの映画
『 舟を編む 』の宣伝をなさっていて

「 言葉というのは『好き』という言葉にもいろんな形の『好き』があって
  この気持ちはその『好き』ではなくてこういうことなんだよ、
  と人に伝える時に新しい言葉というのは生まれるんですよね。
  言葉って人とつながることなんですよね。」

といったことを話していらっしゃるのが妙に耳に残ったのです。






長くなりそうですが、

先日の保育園の懇談会で娘のクラスには園長先生が同席されました。

 
 その中で 「 家の子は4歳クラスの時に週に2日、いや3日は必ず
         お着替えの袋におしっこをしたままのパンツが入っていました。
         家で袋を開けるとモワーンと臭うんです。
         どうして 『トイレに行きますって言えないの?』と
         わたしは子供の気持ちを考えるよりも怒ってしまうんです。
         どうしてだかいつもそうなんです。」

そう涙ながらに悩みを話すお母さんがいらっしゃいました。


 

 園長先生は

      「 お子さんのお漏らしと言うのは
        情緒が不安定な子に往々にしておこるものなんです。

        大人になってもお漏らしする人間はいませんから、
        お母さん そんなに気にしないで。」

そう言われました。




 『 情緒が不安定 』 そのことばにその場にいたわたしも
               他のお母さん達もちょっと反応しました。

               いつも園長先生は
               「お母さんの心はお子さんに伝わるんですよ」
               とおっしゃいます。
               
               子どものお漏らしはお母さんが安定してないからなんですよ。
               そう冷静に説明された気がしたから・・・・

               最近の保育園には教育に力を注ぐところもあって
               小学校に上がる前にはお手紙くらいは書けるようになっていなくてはおかしいと
               塾並みのお勉強の日もある。
               母の味は大事です とお弁当の日もある。
               制服の日と体操服の日があって
               持ち物もその日によって間違えないように気をつけないといけない。
               保育士の先生との記録も結構たいへんな量書かないといけない。
               もちろんそれだけのことをするのは先生もたいへん。
               
               小さい時はしょっちゅう病気もする。
               病院にはやっぱりお母さんが連れて行くことになる。

                 それらを仕事とともにやるのは・・・・・涙

               (母同志には怒ってしまう彼女のたいへんさがちょっとわかるのでした)
                               

               園長先生の言葉に涙のお母さんはやっぱり笑顔にはなれませんでした。
              
                







11年前北九州で次女を出産する時
一歳半になる長女を近くのお寺の幼稚園に一時預かりをお願いした事がありました。


小さな小さな娘を初めて人に預けることになって、
心配で心配でならなかったのは今では貫禄ある父に成長した住職でした。

午前中の法務を(たぶん)フルスピードで終わらせたこの若き父は、
初めての幼稚園でカチコチになって固まっている長女を
「 いじめられていないだろうか。泣いてはいないだろうか。」と
お坊さんの格好のまま幼稚園に向かい、
園庭のすみから姿を隠しながら見ていたそうです。

そんな新米お父さんの心の不安を見逃さなかったそこの園長先生は

「 お父さん、お父さん、まあまあまあそんな所から見てないで

  ご心配でしょうけど園長室でコーヒーでも飲みながら見て下さい。

  こっちの方がお譲ちゃんがよく見えますよ。

  大丈夫、こどもは結構強いんですよ! 」


と声をかけてくださって 一杯のコーヒーで 
妻のいない間の育児に一人コチコチになっていたお父さんにちょっと深呼吸させてくださったのでした。
夫は『ああ、ここなら大丈夫、お任せしよう』そう思えて安心したようでした。
出産してからそのことを聞いて
ありがたいことだなあとホッとして、心の中で手を合わせたことを思い出します。


新米ママの出産で、オロオロしている新米パパの緊張を
素敵に癒してくださった今は亡き園長先生。
親の笑顔がこどもの笑顔になることをよく知っていらっしゃった。



親が安心することが、こどもの情緒の安定につながることは知ってはいましたが、
大人になっても安心なんて自分でしようと思っても
なかなかそう簡単ではないんですよね。






『 ジョウチョ 』 と 『 情緒 』
目に見えないものを言葉にして、
その意味が腑に落ちて生かしきるというのは大変むずかしい。

ペーパーテストに慣らされている私たちは
『 ジョウチョとは 』 と つい意味をつらつら言えるということに目を奪われがち。


言葉の意味をよく知った上でそれを人との間でどう生かしていくか、
あの亡くなった園長先生のように
『知恵』のある寄り添い方ができる大人になりたいなあ。






『 舟を編む 』 というとちょっと地味目な映画と思っていたけれど、
言葉をもう少しだいじに使ったほうがいいかも・・・・と
観てみたい映画だなあと思ったことでした。


                                             なもあみだぶつ                                           



前回のupではとても雑な文だと思ってちょっと書きなおしました。^^)
by shinwoyorokobu73 | 2013-05-04 17:00 | こんなこと | Comments(4)