バカの壁があるなんて・・・

朝から 「 車のキーは? 」 住職から訊かれて

「 いつもの所にかかってない?」 と返事をする




もちろん そこに無いから訊いているとは思うものの

( 昨日10時に車でチオンを塾に迎えに行って まっすぐ帰ってきたのだから あるはずだ )

私は知らない

でも とりあえず 自分のカバンのポケットを探してみる

無い

いつも 着て出る私の上着のポケットにも

無い

なんでだろう? おかしい 他の所は思い浮かばない

とりあえず 保育園にはもう一台で送って行ってもらうとして

仕事に支障が出るから 捜さないと


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いつもは二つ架かっているはずのキー

駐車場かな ・・・・ 無い

下駄箱の下かな ・・・・ 無い

また 戻って カバンをひっくり返し

上着のポケットをひっくり返し

するけれども ・・・・ 無い 




住職が戻ってきて 「 あった? 」

「 無い ・・・・・ お父さんがどこかに持っているんじゃないの? 」

と ぶつくさ言いながら 住職の服をハンガーにかけながら

 「 ハッ!! 」

隣に架かっている娘の濃紺のPコートが目に飛び込んできた ・・・・・あ!

 「 どうした? 」 住職の声が背中に痛い ・・・・・



ああ ・・・・・・・・すっかり忘れていた ・・・・・・・昨日は初めて娘のPコートを借りてチオンを迎えに行ったのだ

恐る 恐る そのポケットを探る

 「 あっ・・・・た 」





住職やキョウちゃんの白い目が見れない

すみませんでした・・・・・





『こうであるはずだ 私はわかっている』 という私の心の壁は年々分厚く成長している

このことを養老孟司さんは 『バカの壁』 と言ったのじゃなかったか

ちゃんとあのブームの時に読んでいたらよかった

いや、いつもお説教でこれを言われているのに

日常 ここが悪いんじゃないか と自分の胸を指さしたりは絶対にしない

このことばかりじゃない 他でも どうにもこうにも この『バカの壁』がそびえ立ち

Yさんにも そんなことをぶつけてしまった・・・・・




今日も 自分では気が付きもせず 人さんが悪いと偉そうに悪態つきながら生かされている

こんな私でもお救いか・・・・・

4人の子にたくさんのことを許してもらいながら この道を歩いて来たけれど

両手広げた範囲でさえ満足に整えられない私が

人様の何を受け止められようか 

この坊にいて せめて一尋に心をつくさなくては 自惚れるな 私

せめて両手の範囲を大切に勤めよう






Yさんごめんね  ありがとう





                                              なもあみだぶつ
by shinwoyorokobu73 | 2016-03-24 16:26 | こんなこと | Comments(0)
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