嘘はつける

4月になると 新しくなることが多くて わくわくしてきます

今日のように 緩い風の吹くいい天気の日には

家じゅうの窓を開けて 空気を入れ替えて 

埃を掃除して床をふいて 窓を磨きたくなります



新しい学校 新しい会社 新しい学年になった人たちが

ほっとしたように 楽しそうにお寺にも顔を見せに来てくれています

我が家の子供たちも それぞれに新しい環境に少し興奮気味です



私は毎年度初めの嫌な仕事 山盛りの児童調査票関係書類の提出だの 

各学校のメール登録だの(今年は部活のメール登録まで・・・)をやっとかたずけて 

各子供たちの授業参観と懇談会と役員会、委員会に 出席して ようやく一息です


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今日はお昼を食べながら 新しく始まった朝ドラの再放送を見ることができました

その中で 輪島の漆塗りのじいちゃんが孫に言った言葉が新鮮でした


 「 焼き物は正直だ そのままが火に焼かれてできあがる

   だが 漆は違う

   何回も何回も漆を塗り重ねてできあがるんだが

   ちょっと塗っただけでも 綺麗に仕上げを塗ったらわからない

   嘘がつけるんだ

   だからこそ ・・・・・」  何て言ってたっけ・・・


  要は 「漆というのはたいていの人には嘘をついてもばれない

       嘘はつける だが 嘘がつけるからこそ

       嘘はついちゃいけないんだ」 と言っていた




確かに

嘘というのはつける

何とか簡単に あんなになったり こんなになったり 出来ないかなあ と思ったりもする




今は上手くやるための方法の本は 本屋さんにたくさんあるし

ネットを覗けば 「 真面目に何回も何回も見えない所を塗らなくても大丈夫! 簡単にほにゃらら・・・ 」

と言った歌い文句ばかり・・・・・





見せてもわからないのに  見えない所を真面目に何回も何回も塗り重ねて完成させる輪島塗を

男子高校生の孫はそれを 「 かっこいい 」 と言った






迷うこと 誘惑にかられる思いというのはあるものだけれど

出来るけれどもやらない 

本当にやらないといけないことは何か 見据えながら進むことって

とても難しいんだとわかるようになった45歳のおばさんも 「 かっこいい 」 と思ったのでした





その後のパティシエの審査員さんが言った辛口のコメントも

「 始める前から『見込み』を聞く奴なんかにパティシエはできない 」

も深く頷けた





何事も地味で見えない部分の方が多い

最近 地味で見えない所を 愛おしく いいな と思えるようになった事が嬉しい 

ちょっと大人になった気がしている 坊守 2015.春 であります





  【 仏説阿弥陀経 を 読む会 】 のご案内


  私の 「 毎日お勤めしている親鸞聖人のご和讃を詳しく聴きたいです~ 」

  という言葉は却下されまして やはりまずは仏説阿弥陀経から と住職。


     4月 30日 (木) 13時30分より

     隔月で10回ほどを予定しております どうぞお誘いあわせの上ご一緒に

     ゆっくりと読んでまいりましょう


        
    
                                                なもあみだぶつ
by shinwoyorokobu73 | 2015-04-16 16:14 | こんなこと | Comments(0)
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