新学期

久しぶりに小学校の授業参観に出席してきました

お姉ちゃんの受験から 卒業・お彼岸を挟んで・入学と

放っておかれた感じだった3女は

教室の後ろに私が居るのを確かめ 確かめ

「 手、ちゃんと挙げてるからね 」

目で私にアピールしていました

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最近は お姉ちゃんたちの頃とは授業の内容も教え方も

ちょっと変わってきたなぁと思いました

10年ひと昔

なんて聞いてはきましたが

本当にちょっと前までは 良しとされたことが

あまり良いことではなくなってきており

逆に 昔は悪いとされていたことが

今は良いことだったりします




おもしろいことです




ブレインストーミングという考え方があるようで

粗削りな まだ 答えに成っていない意見も(が)大事なんだそうです

変な意見を言う子が居ても

「 変な事を言うな!(変な奴~) 」なんて言わないのです

「 ふんふん そんな考え方もあるんだな 」 と友達の意見を聞いています

変な意見もいいんです

答えは一つじゃなくてもいいんです

遠回りもありなんです

自分と違う考えに出会うことが大切のようです

答えに至るプロセスは いろいろでいいんです




今までだったら遠回りだから間違い とされたルートですら

「 そうか、こう辿っていくと こうなっちゃうんだな 」

という結果を得ることができる 大事な共通の経験なのです




おもしろいなぁと思いました

どうりで手を挙げる子が多くなっていたわけです

「とりあえず言ってみよう」が許されていますから

発表が苦手だったうちの子も 手を挙げていました









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「 お母さん これってヒラメだよね 」

「 ヒラメじゃないねぇ 」

「 じゃ カレイだ 」

「 カレイでもないよ 」

「 え!? じゃあ こんなぺったんこな魚って何さ! 」

「 それは 鯵の開きです 」



「 ・・・・・そんなこと 俺に わかるか! 」


小さくともプライドのある4歳児との こんなやり取りも

これからの時代は とっても大事な事のようで たのしくなります








「 自分がどう気が付いたか 」 が大切になってくるのでしょう

今までのように 聴いているふり は通用しなくなります

主語が「 私は 」と意見を持てる人を育てるという、



子どもたちが 私たちが受けた教育とは 

違う評価のもとで育てられているという事で

昔 感覚の抜けない私の頭の方は 心配 

でも 今後の子どもたちの成長は かなり期待の

たのしい 新学期の一日





                             なもあみだぶつ













































# by shinwoyorokobu73 | 2017-04-21 14:21 | 子供 | Comments(0)

足元にも

春になると世間では まずは桜と来るのでしょうが

お寺では 

あっちにも こっちにも

ちいさい ちいさい 花盛り

イチゴの花が占領している所や


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今年も 桜ももちろん綺麗だけれど

足元にも 

笑い声が聴こえそうな

花 花 花

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たんぽぽ、ノースポール、ヒメオドリコ草

なにが自然の草で

なにが自分たちで植えたのか ようわからん状態ですが

そんなこと どうでもよろしい

ほんとうに どの草もどの花も 気持ち良さげに伸びています


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遠くに森のように繁るのはクローバー群








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雨上がりに すっくと立つ姿もりりしい!

小さい小さい この草の名はなんだろう?




いつものことですが、

こうやって春になると

気が付くと 庭が大変な事になっているのですが・・・

あとの大変はさておき

みんな一斉に ぶわあ~~っと伸び始める

この状態を眺めるのが

毎年のたのしみなのです





最近はSNS疲れでぐったりな

学生さんやお母さんお父さんがたくさんいらっしゃると聞きます

ちょっとスマホから目を離して

桜は終わりましたが

いろんなものを 自分の目でよく眺めてみるのはいいかもしれません

足元の草も 冬の間裸だった木にも

日に日に葉が萌え出ている様子に

元気をもらえます

人間はいいなと思うものを 真似する生き物のようですからね

あなたも う~~んと伸びてみたくなるかもしれませんよ




                               なもあみだぶつ




































# by shinwoyorokobu73 | 2017-04-15 18:36 | 季節 | Comments(0)

さくら咲き 

咲くまでは まだか まだかと待つのは長いけれど

散るのは あっという間

きのうの雨と強い風で 裏山の桜はひっそりと散り始めました



数日前にあった 娘の高校の入学式は

咲き始めの桜色の中

多分 本人は どきどき どきどき で

桜なんか目に入らない状態のスタートとなりました 


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春になると ひょっこり訪問する方が必ずあるのですが

今年は珍しく体操服姿の元中学生(新高校1年生)や 小学生の子どもたちが。



 小学生男子 「 ねえおばちゃん、ここお寺なの? 入って見てもいい?

         あれ・・・すげぇ!! 鳳凰? 」


最近の小学生は 本堂の欄間を見て なぜか鳳凰を知ってます( 逆に すげぇ! )


 


小学生男子 「 ここ・・・いいな。 なんか・・・ 」

  坊守   「 ありがとう 」


 小学生男子 「 あれも・・・ すごくデカくて かっこいい 」

  坊守   「 なに? 」

 小学生男子 「  ホトケ  」

  坊守   「 ( ホトケ・・・? 佛・・・ )

         そう? ありがとう、おばちゃんもそう思うよ 」



「 ホトケ 」 なんて言いながら

ちゃんと両手を合わせて頭を下げていたk君

生まれたての嘘の無い 褒め言葉に

おばちゃんはとっても うれしくなりました 

ありがとうね  ようこそ ようこそ

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春休み中の新高校生達は

多分 ちょっぴり緊張 ちょっと期待で

お散歩中にお寺を見つけて来てくれました

期待と不安 ちょっと いや かなり不安の方が大きいか・・・

子どもだろうと 高校生だろうと ちょっと大人だろうと

4月からの新生活は不安に感じますね




スタートした娘の話しによると

自分だけあぶれることにならないように

周りの皆は ガシガシに仲間づくりに走っていて

逆に自分はその空気に圧倒される と言っています




私もそうだったのか

自分の背中を見たことは無いのでわかりませんが

子どもたちが ちょっとずつ ちょっとずつ

自分の羽で飛ぼうとする時は

親もどきどきしながら じっとそこん所を見ています




合格発表前なんかは じっとしていられず

いつも何か適当な気休めを探していました

庭を歩いてフキノトウを見つけたら

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茹でて 切って 味噌とあえ、

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蕗味噌は しょっぱすぎたので

お豆腐とあえて 豆腐の蕗味噌あえに

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なんてことを 日にち さがして過ごしました

 

料理や掃除というのは

心配事から心を離してくれる手伝いになりました




心と体は一つですから

ちょっと不安 ちょっと緊張 の 4月をお迎えのみなさんは

「 ちょっと 」 のうちに 気を違う方に向けるようになさって

体調にお気を付けください




余談ですが

きのう疲れてため息を吐く次女に住職が

「 むかし 西法寺のお前たちのばあちゃんが 珍しくため息を吐いての、

  『 お母さん ため息を吐いたらいい事が逃げるよ 』 と言ったら

  『 いいや、これはため息じゃない! 深呼吸! 』 と言って

  ため息の後にでっかく息を吸い込みよったぞ 」

と言い、おばあちゃんらしいとみんなで大笑いしました




新しい職場や 新しい学校で ため息が出たら

ついでに大きく息を吸い込みましょう

そうすれば それは ため息ではなくて深呼吸たい!





                             なんまんだぶ










































# by shinwoyorokobu73 | 2017-04-11 14:49 | 季節 | Comments(0)

まるで夏のような春のお彼岸 2017.

最近はストーブを点けたり消したり

その日によって 気温が変わるので

服を着たり脱いだり たいへんです



昨日は 昼はまるで初夏の温かさで

上着の下は半袖でお参りの方もいらっしゃった お彼岸法話会となりました


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香川先生も お参りの皆さまも

「 暑い 暑い 」と入ってお見えで

しばらく窓も開けておいたくらいです



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この度も 「 言うてごらん! 」の連発

皆さまもちょっと慣れてこられました




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休憩時間には住職も坊守も交じっておしゃべり






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今回は牡丹餅が

もち米も餡子もちょっとゆるくできてしまって・・・

ぼったり餅な感じに・・・

でも、うちの子どもたちやお参りの子どもたちも

皆さんよく召し上がってくださいました

50個以上食べていただくのは初めて!




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ここ西法寺の建つ場所は、20年前は

朽ち果てた観音堂の建つ竹林でした

今回は香川先生の鎮西敬愛高校時代の生徒さんだった方も

遠くからお参りくださいました

20年ぶりの再会だということでした




「 この世は縁起でできている 」

香川先生の言葉が実感されます

20年前はここでこうやって多くの方々が集い

仲良く牡丹餅をほおばることなど想像もできなかったことです



つながり つながり 導かれたこの度のご法座

暖かな春の風に吹かれながら

如来さまの御計らいの上のご縁を感じずにはいられません

また 次の半年 秋のお彼岸まで 

泣いたり 笑ったりしながら

お念仏の中に日暮らしさせていただきましょう




                               なもあみだぶつ








# by shinwoyorokobu73 | 2017-03-21 16:08 | 行事 | Comments(0)

慈雨のように

今朝はちょうど良いお湿りで

花粉や 飛んでくる埃を落ち着かせてくれました

暖かくなるにつれ 雨が降り

土には 小さな草花の芽が湧き出てき

枝には 小さくも力強い若芽が顔を出してきています


《 お彼岸法話会 》の ご案内

    日 時   3 月  20 日 ( 月 )  13 時半 より

    講 師    香 川 孝 志  師


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2月から

住職は 調布のお寺様 栃木のお寺様

各地のお寺様にご縁をいただき

ご法話をさせていただいております

いつも 気持ち良い顔で帰ってまいります

気持ちよくお迎えいただいていることがわかります

本当にありがとうございます


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住職がお寺に居た 先日 お電話をいただきました

「 昨年 『ほのぼのカレンダー』を頂戴しましたHと申します 

  今年も また 頂戴できますでしょうか?

  今年は 昨年お話ししました 子どもも一緒に

  お伺いさせていただきたいのですが・・・ 」


所用から戻った私に住職が 

「 Hさんって女の人 お前知っとるか?

  なんか 変な人で 途中でガチャっと電話を切ったんだ 」






私は直ぐにピンときました


「 その人は お子さんが他人と関われないで

  外に出ることもなく20年家の中にいて心配だとご相談に見えた

  ○○にお住いのHさんだと思うよ

  去年の今頃 カレンダーを持って帰ってもらった時に

  『 つぎは絶対に 子供さんもみえるよ 』って

  話したでしょ? 覚えていない? 」



「 ああ! あの時のお母さんか!

  HPを見て 子供さんから 

 『 お母さん 西法寺に行ってきて 』って頼まれて来たって言ってた・・・

  思い出した  思い出した そうかぁ あのお母さんか 

  あの時は あのお母さん いっぱい泣いて帰ったよなぁ

  もう1年経つか・・・・・早いなぁ

  お前が言っていた通り 子どもを連れて来るんだなぁ 」



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午後は体調が悪くなりがちな 

お子さんの様子を見て

「 良かったら電話して行きます 」と言っていらっしゃいましたが

ほどなく お電話をいただき

二人そろってお見えになりました




初めてお会いするお子さんは

長く外に出ていらっしゃらないので 透き通るような白い肌の人でした

私より年は少し下だけれども ずっと若く 純粋な感じの




お母さんは お子さんを 住職と二人で話しをさせようと

私を本堂の隅に促して 説明をなさいました

いつから 外に出なくなったのか

なぜ そうなっていったかと思われる 理由は自分にあるのだということなど

いっきに話されました

お母さんは 昨年よりもドロンとした目をなさっていて

日々 親子で苦しみ もがいて過ごされているご様子が窺われるようでした






お母さんは 「 何でこうなったのか 何でこうなったのか・・・ 」と

悔やまれるのですが





「 この20年間の苦しみがあったから

  いろんな事を 真剣にお考えになってきたんでしょう?

  ご自分の生い立ちから 子どもの育て方やら 家族って何か

  随分と深い所にまで 考え至られたのでしょう?

  そして 今日は そこから一歩 お二人で踏み出された

  長いけれど 20年間が 必要だったんですね

  

  
  このお寺にはね

  お嬢さんくらいの年齢で

  15年間結婚生活を続けたお連れ合いから

  突然離婚を突き付けられて

  途方に暮れて泣いていた人も ご法話を聴きにお見えになっていますよ

  来た時は 心も病んで頭も白くなっていかれたけれども

  2年経って 今は 仕事も決まり随分と元気に

  きれいになられましたよ

  苦しんで 苦しんでも 

  自分の足で歩けるようになっている人も居ます

  きっと お子さんもそうなられます

  だいじょうぶ   だいじょうぶ 」




そう私が話すと お母さんの頬はうっすらと赤みが差し

ドロンと焦点の定まらなかった目には

力が見えるようになりました







住職の前に座ると 

住職の事を「 きれいな目をなさっていますね 」と

話しを始められたお子さんの方は

気が付くと ぼろぼろに泣いていました

ぼろぼろ ぼろぼろ と

その白いきれいな顔を濡らしていました




「 私は ずっと 心が揺れています

  心では 本当は 醜いことを思ったりもしています

  それなのに こんな風にいつも へらへら へらへら

  なんとも無いような顔をしている自分が 大嫌いなんです

  私は 嫌な 失礼な 人間なんです

  今も こんなこと 思ったらいけないと思うのですが

  ご住職のことを 尊敬しないといけないのでしょうけど

  生意気に 友達のようにしか思えていません

  すみません・・・・・ 」


「 それで いいんじゃないですか? 」


「 私のこと バカにしないんですか? 」


「 あなたは 何もおかしくないから バカになんかしませんよ 」


それからは 言葉になりませんでした

ただ ぼろぼろ ぼろぼろ 涙



「 私、ずっと 泣いたこと 無かったんです 」


「 そう、 よかったじゃないですか 」


「 もう 帰ります 」


「 そうですか 」



淡々とした 住職と彼女の会話

帰る時

靴を履いた彼女は お母さんの方を見て言いました

「 ここは きれいね

  帰ったら 私の部屋を まず掃除しないと 」



彼女は私の方を見ないようにして言いました



「 私の所も 本堂はきれいだけれど

  住んでいる所は たいへんよ! ぐちゃぐちゃ 」 と 私が言うと


彼女は苦しそうに顔をゆがめて


「 いいえ 私の部屋はそんなんじゃ無いんです!

  ほんとうに汚いんです 」

とお母さんの目を見つめて「 ね 」と確認するように 絞り出すように言いました






女というのは大変

人が幸せそうに見えると 心が波立ちます

特に 自分が幸せでないと思う時は 荒れ狂うものを内に持っています

彼女もそうらしい  私もそう・・・

彼女には 私は幸せいっぱいに 見えたかもしれません

台所の洗いかけの茶碗の山を見せればよかった・・・

子どもを叱る姿は鬼婆なのに・・・

でも、「 くやしい 」と思って力が湧くこともある









自分の内側から 外を眺めているだけの間は

苦しみは続きます

このお寺のご本尊さまは

「 荒れ狂う心を持った そのまんまでいい

  荒れ狂う心を持つ お前をこそ目当てぞ 」

の仏さまです

きっと あなたが

「 こんな私を お救いの仏さま 」と

そのまんまの自分をいただかれた時

心は自由に解き放たれていきます





あなたの涙が 慈雨のように

あなたの干上がっていた心に 生きる力を育てていきますように

また、来てください

逃げないで

また、仏さまの心を聴きに来てください

また、待っています





                                 なもあみだぶつ






  
















  
















# by shinwoyorokobu73 | 2017-03-14 17:50 | | Comments(5)